第2話 頼むから成仏してくれ
「頼むから成仏してくれ」
「そろそろ成仏してくれ」
「はやく成仏してくれません?」
頼むから成仏してくれ
俺の後をついてくるな
できれば俺の部屋にも住み着くな
あと 時々人の事を呪うんじゃありません
頼むから成仏してくれ
たまに正気をうしなうな
そして 暴れまわるな
ポルタ―ガイストとか 超面倒だし
金縛りとかも睡眠不足になるからすぐやめて
頼むから成仏してくれ
そのために出来る事があるなら
「お線香? お清めの塩?
それとも念仏にする?
どっちがいい?
成仏してくれるなら
なんだって してやるぞ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます