香木
今日は家の洋間から出なかった。
洋間には古そうな木の本棚があり、大きなガラス窓が付いているから飾り棚として使われてしまっている。
本棚の奥の方には三四郎やら傀儡師やら古い本が置かれている。祖父が復刻版の初版本として集めていたものらしいが読むものではなくコレクションとして置かれているもののため、取り出して読むことはまずない。
手前側には祖母が国内外の旅行に行くたびに買い集めた人形や壁飾りが置いてある。
置物は雑多なもので、祖母のものではないものも置いてある。僕からのお土産としては、香木でできた扇が置いてある。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます