デビューライブ
自分達の第二の姿を貰ってから一週間後遂にデビューの日があとずれた
「いや~遂にこのときが来たね!」
「い、今さらですけど本当に大丈夫なんでしょうか?」
「大丈夫だって~しっかりと自分の挨拶と歌覚えたでしょ?」
「そうだよ!このときのために家で緊張しないよう練習したもんね♪」
その様な話をしているとついに配信一分前になった
「それじゃ皆、3Dの動作チェック完了した?」
「皆バッチリだよ!」
「よし!それじゃぁ皆!頑張るぞ~!」
「「おー!!!!!」」
「皆さん配信開始まであと十秒です」
エナライブ本社の映像ディレクターさんたちが開始と同時に合図をだした
背景の闇の組織をテーマにした絵が配信画面には映し出されていた
「はいはーい!皆さんはじめまして!エナライブ三期生の鏡音黒羽です!」
「同じく三期生!時影時雨です♪そして」
「天月ソフィアだど~!そしてこの可愛い子が」
「構ってくれないと噛みついちゃうぞ~!黒神コロンですそして最後に~」
「どうも初めまして!
「「「よろしくお願いします!!!」」」
【おいおい!今回の三期生スゴいぞ!】
【コロンちゃん可愛い、もふもふしたい】
【なんて素晴らしい!全力で推さないと!】
【何気にエナライブ初の男性Vだけども違和感あんまりないな】
【あぁ、常影君に耳元でささやいてほしい】
コメント欄が勢いよく加速していく流石エナライブ、視聴者の数が五万をこえてる
「はい我々三期生は今日を持って活動を開始していきます皆~よろしくな~ということで!さっそくデビューソング歌わせてもらいます!不眠症Pの犯行声明さんの書き下ろし
【まさかの不眠症P!?】
【ヤバイ俺この曲好きだわ】
【皆歌唱力高過ぎ、あれ?何かてが透けて?】
【おい!戻ってこい!死んでるぞ!】
【コロンちゃんのロリっ子ボイスも常影君のイケボも最高】
そして無事に何事もなく歌い終えて各自の自己紹介へと移っていく
「とゆうわけで今日は~改めまして《ラックス》のリーダーであり悪魔の如月常影です、この配信が始まるまでいろいろ叩かれないか心配してましたが意外と好評でホッとしています。俺はゲームだ好きなんでゲームしながら雑談配信等していきたいと思ってますよろしくな!」
【イケボマジ神】
【同じ男のはずなのに敗北感が凄い…】
【早く配信してくれないかな~めっちゃ楽しみ!!】
「この配信のあとすぐに俺のチャンネルで配信する予定だからよかったら来てくれよな~では次黒羽さんです」
「皆やっほ~
【声、が、可、愛、い、い】
【俺転生して子猫になってくるわ】
【おい!じゃあ俺も子猫になる!】
【子猫願望者多すぎw】
「皆そんな簡単に転生しちゃダメだよ~!鏡の前で驚かしちゃうよ?じゃあ次は!」
「皆さんこんにちわ~♪時影時雨です♪時を止めれる魔女だよ♪絵を描いたりすることが好きで常影くんのデザインを担当したまさに産みの親だよ♪」
【親子共演だと…】
【つまり常影くんのことをよく知ってるわけか】
【一期生の楓が言ってたデザインした魔女ってまさか…】
「そうそう!これは一期生の楓ママにデザインしてもらったんだよね♪つまり常影君は楓ママも親族になるね♪」
「なんかめっちゃややこしいことなってくるじゃん!」
「まぁそんなことはおいといてお次は」
「天月ソフィアだど~!天界でやらかして堕天させられた堕天使だよ~、美味しい食べ物が大好きです!」
【堕天させられるほどやらかしたのか?】
【これはとても面白い予感】
【ほらほらこっちに美味しい食べ物があるよ~】
【食べ物で釣ろうとするなよw】
「えっ!それくれるの!?でも昔お母さんに知らない人についてっちゃダメって言われたんだよねゴメンね~」
「付いてっちゃダメだよ!?」
「美味しいものは正義なんだよ!そして最後は」
「皆~こんころ~黒神コロンだよ~見ての通り子犬の妖魔だよ~デザインは白川ママにデザインしたもらったんだ~ちっちゃくて可愛い子猫が好きなんだ~皆~よろしくね~」
【俺の汚れた心が浄化される…】
【白川よくやった今度お礼のスパチャ送ってやる】
【小動物!しかも犬なのに猫好き!】
【子猫と戯れても違和感無さそう】
「みんな~ばかにしないでよ~噛みついちゃうよ?」
「コロンちゃんそれはこの人たちにとってご褒美だよ…」
そんな自己紹介を終えてデビューライブは終了した、なかなかいいスタートを切れた気がする
よし!このあとの配信頑張りますか!
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