瞳に映る自分に

いつも僕は

君は誰を見ているのか?

心で静かに疑問に感じていた


君の瞳に映るものが全て羨ましく

全て疎ましかった



君の瞳に映るのは僕

それはそうであって欲しい


外れて当たり前だと思っていた希望



馬鹿げた妄想のような

僕の告白に


照れくさそうに微笑みながら

冗談のような口調で答える君



-貴方は自分で自分に嫉妬していたってことになるのね?-

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る