掲示板6 聖女

名無しの聖職者さん

【悲報】色白巨乳美少女聖女、勇者パーティーをお断りされてしまう。


名無しの聖職者さん

またか……


名無しの聖職者さん

その容姿を詳しく書く必要ある?


名無しの聖職者さん

ある(断言)


名無しの聖職者さん

勇者が男じゃない証明になるから。


名無しの聖職者さん

あいつ、全くお約束を守らないよね。


名無しの聖職者さん

聖女のいない勇者パーティーとか存在していいの?


名無しの聖職者さん

聖女「どうかお傍にいさせてください」上目使いの涙目


名無しの聖職者さん

これは誰だって落ちるでしょ。


名無しの聖職者さん

せやせや。なんたって色白で巨乳で美少女で、何より聖女なんや。落ちん男がおる筈がない!


名無しの聖職者さん

勇者「呼んだ?」


名無しの聖職者さん

落ちんでしょうなあ……


名無しの聖職者さん

まるで想像が出来ないとかすごくね?


名無しの聖職者さん

んだなあ。


名無しの聖職者さん

呼んでないから帰ってください……


名無しの聖職者さん

勇者「じゃあ最前線に帰りますね」


名無しの聖職者さん

このセリフはすっげえ想像しやすいのに。


名無しの聖職者さん

脳内再生余裕ですわ。


名無しの聖職者さん

それでどんな理由でお断りされたの?


名無しの聖職者さん

勇者「当パーティーを志望した理由をお聞かせください」


名無しの聖職者さん

あいたたたたたたっ!?


名無しの聖職者さん

なんか急に頭が痛いんだけど!?


名無しの聖職者さん

誰か俺の事呪った!?


名無しの聖職者さん

一体何が起こってるんだ?(困惑)


名無しの聖職者さん

聖女「勇者様と魔王を倒し、世界を救いたいと思ったからです」


名無しの聖職者さん

これぞお約束。


名無しの聖職者さん

満点回答。


名無しの聖職者さん

勇者(うーんなんか違うなあ……)


名無しの聖職者さん

なんでだよw


名無しの聖職者さん

どこにケチつける要素があるんだ!


名無しの聖職者さん

勇者(魔王を倒したいじゃなくて、ぶっ殺すって断言したならよかったんだけど)


名無しの聖職者さん

wwwwwwwwwww


名無しの聖職者さん

そんな馬鹿なw


名無しの聖職者さん

聖女がそんな言葉使いしたら俺が死ぬわw


名無しの聖職者さん

正解 聖女「馬鹿と魔王をぶっ殺しに行くんだよ。夜露死苦!」


名無しの聖職者さん

勇者「採用」


名無しの聖職者さん

これは採用されるやろうなあ。


名無しの聖職者さん

即決やな。


名無しの聖職者さん

ちょっと待てw


名無しの聖職者さん

聖女が下町のチンピラやんけ!


名無しの聖職者さん

勇者が気にいる要素しかないからね。仕方ないね。


名無しの聖職者さん

反骨精神とか大好きやろうなあ。


名無しの聖職者さん

獣人の王子「つまり俺」


名無しの聖職者さん

勇者「お前は単なる馬鹿」バチコーン


名無しの聖職者さん

などと馬鹿が申しており。


名無しの聖職者さん

勇者ってチンピラを求めてたのかあ……


名無しの聖職者さん

単なるチンピラじゃねえし。勇者と最前線に行ってもチンピラを貫ける、伝説級のチンピラを求めてるんだよ。


名無しの聖職者さん

レジェンダリーチンピラとな?


名無しの聖職者さん

初めて聞いたわw


名無しの聖職者さん

勇者「職務歴を教えて下さい」


名無しの聖職者さん

聖女「聖職者です」


名無しの聖職者さん

聖女が聖職者以外の職務歴ある訳でねえだろw


名無しの聖職者さん

なんだと思ってるんだよw


名無しの聖職者さん

勇者(うーん物足りないなあ……)


名無しの聖職者さん

何がだよw


名無しの聖職者さん

勇者パーティーに聖職者の聖女がいて物足りないとは……


名無しの聖職者さん

勇者(傭兵隊長とかしてたらなあ)


名無しの聖職者さん

なに言ってんだこいつ?


名無しの聖職者さん

聖女と傭兵って言葉が組み合う訳ないだろw


名無しの聖職者さん

勇者(傭兵聖女。これだ!)


名無しの聖職者さん

これだ!じゃねえw


名無しの聖職者さん

どれだよw


名無しの聖職者さん

全く想像が出来ないんですが……


名無しの聖職者さん

金のために働く聖女とかいやすぎるw


名無しの聖職者さん

傭兵勇者は?


名無しの聖職者さん

想像できる。


名無しの聖職者さん

うんうん。


名無しの聖職者さん

金のために働くんじゃなくて、労働時間を欲して働くんやろうなあ。


名無しの聖職者さん

もうそれ目的と手段が逆じゃんw


名無しの聖職者さん

それで正解は?


名無しの聖職者さん

正解 「以前はメイス片手に最前線で暴れまわり、血濡れの聖女と呼ばれていました」


名無しの聖職者さん

勇者「採用します」


名無しの聖職者さん

これは正解ですわ。


名無しの聖職者さん

勇者が握手して迎え入れるやろうなあ。


名無しの聖職者さん

この流れ止めてくれwwwwwww


名無しの聖職者さん

血濡れと聖女の組み合わせもおかしいだろうがよ!


名無しの聖職者さん

勇者は味方の血に濡れてるからセーフ。


名無しの聖職者さん

軍僧、師範「セーフじゃねえよ!」


名無しの聖職者さん

うーんこれは被害者の会。


名無しの聖職者さん

聖女が被害者の会に入らないのはいい事なのでは?


名無しの聖職者さん

確かに。


名無しの聖職者さん

勇者「当パーティーがあなたを加入するメリットは何ですか?」


名無しの聖職者さん

きた!


名無しの聖職者さん

これは大事なところ。


名無しの聖職者さん

聖女「教会随一の回復魔法を扱えます」


名無しの聖職者さん

これは凄いですよ。


名無しの聖職者さん

死んでなかったら大丈夫なくらいだぞ勇者!


名無しの聖職者さん

勇者(俺怪我したことないんだよなあ)


名無しの聖職者さん

急に結論を導き出すな。


名無しの聖職者さん

なんか違うなっていう流れだっただろ!


名無しの聖職者さん

一拍置かねえのかよw


名無しの聖職者さん

怪我したことない奴に回復魔法をアピールする渾身のミス。


名無しの聖職者さん

そもそも、それがおかしいんですが……


名無しの聖職者さん

実際いっつも無傷だからね。仕方ないね。


名無しの聖職者さん

勇者「勇者パーティーより、後方の医療所にいた方がいいのでは?」


名無しの聖職者さん

聖女「え?」


名無しの聖職者さん

はい正論罪。


名無しの聖職者さん

ロジハラですよこいつぁ。


名無しの聖職者さん

勇者と聖女はセットだろいい加減にしろ!


名無しの聖職者さん

勇者「この度は勇者パーティー加入面接にご足労頂き、まことにありがとうございました。残念ながら聖女様が当パーティーでご活躍する機会を提供できないとの結論に至りました。申し訳ありません。聖女様の今後のご活躍をお祈り申し上げます」


名無しの聖職者さん

いたたたたたたたた!?


名無しの聖職者さん

また頭がいたあああああああああい!


名無しの聖職者さん

く、苦しいいいいい!


名無しの聖職者さん

一体なんなんだよ。


名無しの聖職者さん

さあ?


名無しの聖職者さん

こうやって聖女様は勇者パーティーに加入できなかったのか……


名無しの聖職者さん

本職に向かって勇者が何を祈るんだ?(困惑)


名無しの聖職者さん

確かにw


名無しの聖職者さん

ま、まあええやん。聖女が戦場に出るのは早すぎるって俺も思ってたんだ。


名無しの聖職者さん

んだんだ。


名無しの聖職者さん

頑張り屋さんやからなあ。気が付いたら勇者に直談判しに行っとったし。


名無しの聖職者さん

行動力の塊。


名無しの聖職者さん

聖女の使命って思ってたからなあ。


名無しの聖職者さん

勇者もそう思ってお祈りしたんやろ。


名無しの聖職者さん

流石は勇者やで。


名無しの聖職者さん

せやな!


名無しの聖職者さん

せやせや!


名無しの聖職者さん

勇者!勇者!勇者!


名無しの聖職者さん

勇者!勇者!勇者!


名無しの聖職者さん

この魔法スレは勇者を称えるスレになりました。















































『それで実際どういった理由です?』


『なんの話だ?』


『聖女ですよ。今まで無傷でも、万が一があった場合の事を考えると、それほど悪くはないと思いますがね。聖女としての使命もありますし』


『必要なのは使命ではない。覚悟だ。足を震わせていた少女を守る余裕はない。後方の救護所で人の命を救えばいい』


『それも気に入ってはいなさそうですけど』


『世界が、時代が間違っているからだ。あんな少女が戦場に出る必要が何処にある? ない。あってはならんのだ。相応しいのは戦傷者ではなく同年代の女友達だ。勇者ではなくそのうち出来る気になる男友達だ。それが正しいのだ。だからこそ俺達は戦っているのだ』


『確かに。ですが聖女ですからね。気になる男友達を周りが許しますかね?』


『その時は俺が話を付けに行く』


『殴りにの間違いでは?』


『そんな訳があるか。話せば分かってくれるとも。来たな』


『オークとオーガの混成軍団。総数4万強』


『情報は逐一更新しろアイン』


『この妖精族一の天才に不備なんかありませんよ』


『頭が固いことを忘れているぞ』


『んだとこら!?』


『ではな』


『てめっ!?』


『間違いは正さねばならん。平和の明日が、子が戦わない明後日が、未来と言う明々後日が必要なのだ。昨日の恐怖でも一昨日の絶望でも、ましてや一昨昨日の死でもない。俺が今日死すべき運命など笑止千万。そんなものは覚悟と信念があればどうにでも出来る。必ず正して見せる。必ずだ。必ず』

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