掲示板2 鍛冶組合

前書き

単なるネタだったんですけど評判よかったんで、応援されてるうちは頑張ってみたいと思います。でも宇宙戦争掲示板の二番煎じになるのは許して!



名無しの鍛冶師さん

【悲報】ドワーフ親方連合軍が勇者個人軍にボコボコにされてしまう。


名無しの鍛冶師さん

Ω\ζ°)チーン


名無しの鍛冶師さん

また親方達死んだのか。


名無しの鍛冶師さん

墓には安もんの酒備えてやるから成仏しろよ。


名無しの鍛冶師さん

ドワーフってずんぐりむっくりで頭の位置が丁度いいから、その内勇者に試し切りされそうな気がしてたんだよなあ。


名無しの鍛冶師さん

骨太だしね


名無しの鍛冶師さん

せやな。


名無しの鍛冶師さん

鬼どもめw


名無しの鍛冶師さん

ドワーフは試し切りにぴったりだった?


名無しの鍛冶師さん

勇者「折れない剣作ってって言ったでしょ」


名無しの鍛冶師さん

親方連合「無理かなって……」


名無しの鍛冶師さん

勇者「なにー? 嘘つきはこうだ! えい!」 ブシャー! こんな感じ?


名無しの鍛冶師さん

勇者が単なる殺人鬼じゃねえかw


名無しの鍛冶師さん

そんな可愛らしくない。


名無しの鍛冶師さん

勇者「ふんっ!」 ブシャアドンガラガッシャンドゴーンボカアアアアアアン!


名無しの鍛冶師さん

音を厳つくしてどうするw


名無しの鍛冶師さん

剣振って出る音じゃねえw


名無しの鍛冶師さん

まあでも、だいたいこんな感じよね。


名無しの鍛冶師さん

人間の出す筋力じゃねえからなあ。


名無しの鍛冶師さん

こりゃ筋肉みっちりの親方も殺せますわ。


名無しの鍛冶師さん

だから殺そうとはしてないだろw


名無しの鍛冶師さん

大体親方連中が悪いんだよ。安請け合いするから。


名無しの鍛冶師さん

しゃあない。ドワーフの国を助けてくれた英雄なんやから、何でも頼みの一つや二つ叶える気になるよ。


名無しの鍛冶師さん

ましてやそれが、折れない剣が欲しいって言う願いやったんや。ドワーフの生業もあってそりゃ二つ返事で請け負うよ。


名無しの鍛冶師さん

親方「折れない剣だって? ガハハ任せとけ! 神話の時代から金槌打ってるドワーフに、作れない剣なんざなああい! ガーッハッハッハッハ!」


名無しの鍛冶師さん

な、なんて頼もしいんだ……


名無しの鍛冶師さん

超ベテランのハイドワーフまで混ざってるからなあ。とんでもない剣が出来ますよ。


名無しの鍛冶師さん

これは全種族連合一の鍛冶師集団。頼もしさに震えて来るね。


名無しの鍛冶師さん

勇者「折れたんだけど」


名無しの鍛冶師さん

親方連合「どうして……」


名無しの鍛冶師さん

それが今や、折れた剣を見て震えてるなんて、時代の流れは残酷だね。


名無しの鍛冶師さん

親方s「そ、そうだ材料だ! 材料が駄目だったんだ! 伝説の秘境にある伝説の素材で作れば伝説の剣が作れる!」


名無しの鍛冶師さん

伝説って?


名無しの鍛冶師さん

漢親方共、普段は素材のせいにするなとか言ってたくせに、一振りで折れた剣を見て素材のせいにしてしまう。


名無しの鍛冶師さん

これは職人ですわ(??)


名無しの鍛冶師さん

勇者「分かった。その素材を取りに行こう」


名無しの鍛冶師さん

これは現場主義ですわ。


名無しの鍛冶師さん

勇者「だがその素材が分からん。一緒に行くぞ」


名無しの鍛冶師さん

親方「え?」


名無しの鍛冶師さん

これは馬鹿ですわ。


名無しの鍛冶師さん

親方が悪い。


名無しの鍛冶師さん

素人に素材の良し悪しが分かる訳ないからね。仕方ないね。


名無しの鍛冶師さん

あれ結局、拉致られて秘境に行ったん?


名無しの鍛冶師さん

行った行ったw


名無しの鍛冶師さん

その親方よく生きて戻ったなあ。


名無しの鍛冶師さん

勇者と一緒に行ったんやぞ。死ぬわけないやん。


名無しの鍛冶師さん

その勇者が一番親方の死因になりそうなんですがそれは……


名無しの鍛冶師さん

確かにw


名無しの鍛冶師さん

ま、まだ勇者の事がよく分かってなかった頃の話だから……(精一杯の弁護)


名無しの鍛冶師さん

そのツケが試し切りかあ。


名無しの鍛冶師さん

だからやめろってwwww


名無しの鍛冶師さん

ついでに過労で俺らの事殺そうとしてる節もあるから。


名無しの鍛冶師さん

確かに!


名無しの鍛冶師さん

勇者「仕方ない。折れない剣は諦めるからいっぱい作って」


名無しの鍛冶師さん

親方s「え???????????」(俺らの方を見ながら)


名無しの鍛冶師さん

俺ら「え????????????」(それを見返しながら)


名無しの鍛冶師さん

見るんじゃねえw


名無しの鍛冶師さん

ファイアーボールなんて目じゃない熱い流れ弾ですよこいつは。


名無しの鍛冶師さん

いっぱい作ってくれって頼まれたからね。仕方ないね。


名無しの鍛冶師さん

剣が折れるから代わりの作れって言うのは当たり前だろいい加減にしろ! あ、ワイは今日家族とご飯食べに行くんで、今日は定時で帰りますね^^


名無しの鍛冶師さん

なに言ってんだてめえ?


名無しの鍛冶師さん

この街が魔王軍に包囲されてた時、工房街は一丸となって、皆で戦って死のうと誓ったじゃないですか!


名無しの鍛冶師さん

それ魔王軍に対してなんすよ^^


名無しの鍛冶師さん

まさかその危機を助けてくれた、勇者に殺されそうになるとは夢にも思わなかった。


名無しの鍛冶師さん

死因、過労死。


名無しの鍛冶師さん

いかんでしょ(震え声)


名無しの鍛冶師さん

あの勇者、鍛冶屋に頼んだらすぐ完成品が出来るって思ってる節もあるよね。


名無しの鍛冶師さん

あるね。


名無しの鍛冶師さん

戦時下に在庫なんかないっちゅうの。


名無しの鍛冶師さん

それなw


名無しの鍛冶師さん

鍛冶屋に注文入れて、現物がすぐ出て来るとか物語の見過ぎだから。


名無しの鍛冶師さん

金属溶かして打たないといけないの!


名無しの鍛冶師さん

勇者「代わりに叩こう。なに、叩くのは得意だ」


名無しの鍛冶師さん

絶対やめろwwww


名無しの鍛冶師さん

店が無くなるwww


名無しの鍛冶師さん

叩くの得意なら剣いらねえじゃん!


名無しの鍛冶師さん

勇者曰く、剣に力を込めた方が威力は上なんだってさ。ついこの間撲殺した高位竜も、剣があったらもっと早く片付いたのにってぼやいてたみたい。


名無しの鍛冶師さん

その剣のこと忘れて空中で格闘技した奴の言う事じゃないな。


名無しの鍛冶師さん

wwwwww


名無しの鍛冶師さん

あ、それで思い出した。話は一番最初に戻るんだけど、その竜の素材が運ばれて、親方達が途方に暮れてた。


名無しの鍛冶師さん

戻り過ぎだろwwww


名無しの鍛冶師さん

しょっちゅう親方負けてるから、理由なんてどうでもよくなってたw


名無しの鍛冶師さん

うけるwww


名無しの鍛冶師さん

そりゃ途方に暮れるだろ。高位竜を素材にした武器とか、最後に作られたのいつだよ。


名無しの鍛冶師さん

ざっと400年前らしい。ハイドワーフの親方でも、直に作ってるとこ見たことねえよって唸ってた。


名無しの鍛冶師さん

直に見てないって、その時産まれてたのかよ……


名無しの鍛冶師さん

ハイドワーフもハイエルフも、やたらと寿命が長いからな。


名無しの鍛冶師さん

その長い寿命と経験から、勇者に対する対策考えてくださいよ!


名無しの鍛冶師さん

なんで味方の勇者に対して、対策考えないといけないんですかねえ?


名無しの鍛冶師さん

味方だけど被害甚大ですから……


名無しの鍛冶師さん

せやな……


名無しの鍛冶師さん

あ、親方が呼んでる。どうも大雑把な作り方を考えたらしい。


名無しの鍛冶師さん

いてらー。


名無しの鍛冶師さん

じゃあ俺らも仕事に戻りますかね。


名無しの鍛冶師さん

んだんだ。


名無しの鍛冶師さん

速報。勇者率いる軍が、また一つ人類の領域を奪還する!


名無しの鍛冶師さん

!!!!


名無しの鍛冶師さん

!!!!!!!!


名無しの鍛冶師さん

流石やで。


名無しの鍛冶師さん

それこそ人類の希望、勇者や!


名無しの鍛冶師さん

勇者ばんざーい!


名無しの鍛冶師さん

ばんざーい!


名無しの鍛冶師さん

うーんこの掌クルクル


名無しの鍛冶師さん

細かい事はいいんだよ!


名無しの鍛冶師さん

せやせや!


名無しの鍛冶師さん

せやな!


名無しの鍛冶師さん

勇者!勇者!勇者!


名無しの鍛冶師さん

勇者!勇者!勇者!


名無しの鍛冶師さん

この魔法掲示板は、勇者を称えるスレになりました。


名無しの鍛冶師さん

勇者ぁ!剣なんてなんぼでも作ってやるから頑張ってな!


名無しの鍛冶師さん

でも過労死だけは勘弁な!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る