9P シュブ=ニグラス

・分類

 外なる神

・出典

 永劫より、ムーン・レンズ等

・概要

 しばしば「千匹の仔を孕みし森の黒山羊」と呼称される豊穣の邪神。神話内最強ク

 ラスの力を有する邪神【ヨグ=ソトース】や黄衣の王【ハスター】の妻。


 数々の儀式や呪文に登場していながら、その正体は不明な点が多い。一説には、た

 だれた魂と雲が融解して出来た巨大な体、黒い触手や粘液を垂れ流す口、捻じれた

 足で形成されていると言われている。彼女は、万物の王【アザトース】が最初に生

 み出した闇、または彼自身から生まれた存在とされている。豊穣の女神/母神とし

 ての性格を持っており、人類に対して好意的とされており、信徒には恩恵を与え

 る。


 また、シュブ=ニグラスは【黒い仔山羊】と呼ばれる下部を使役している。黒い仔

 山羊は、ロープのような触手、蹄の付いた太い四本の脚、複数の口を持つ樹木のよ

 うな姿をした怪物であり、シュブ=ニグラスはこれ等を千匹も従属させている。

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