在宅介護の始まり

2021年2月15日 退院日

朝一番から病院

父の退院。私は父の入院荷物。会計。薬。とするべきことを行い父と自宅へ。

やっと、自宅へ帰れるうれしそうな父。

ちょっと、私は複雑な気持ちです。

本当に在宅介護ができるのか?大丈夫なのか?不安でたまらなかった。

自宅へ到着し、父は部屋でいるべき所で、くつろぎだした。

直ぐに、在宅介護で携わる全ての人が集結。

介護をされている方は、知っていると思いますが、全て契約をしなくてはいけないんです。在宅医、訪問看護ステーション、ケアマネージャーと福祉用具やサービスでの契約。今ここではしませんでしたが、後々調剤薬局さんとも契約書をかわしました。


ここからは、在宅医療の記録を残します。


2021/2/15(初診)

血圧 115/72

脈拍 78回

体温 36.5℃

SpO₂ 98%

意識の状態 良好

食欲 有

水分摂取 300ml

睡眠 浅い

排便 普通便少量 

排尿 3回


処置物品 メロリンガーゼ、優肌伴(太)×1、包帯×2巻、3Mテープ(太)×1 をいただきました。足の処置の為。


父が、看護師さんへ不満を言います。

とにかく、薬が多いと。飲みたくない。と・・・

確かに、退院した時、朝・・・13錠 昼・・・3錠 夜・・・8錠

飲まなきゃいけなかったんです。月曜日退院の父、飲み切りの薬として水曜日迄で、なります。朝2錠減って、11錠となります。昼、夜はかわらずです。


*退院後2週間は、医療保険でみてもらえるんです。

 その後は、介護保険で見てもらうことになる。

 例外として、末期がん患者はそのまま、医療保険でみてもらえます。

 

定義・・・末期とは、余命半年・・・だそうです。もちろん、患者それぞれ、です。


後々分かったのですが、父は、(末期の大腸がん)となっていたそうです。

1㎝の内視鏡が入らなかった父の大腸がん(腸閉塞になって腸破裂をおこす)。

携わって下さった方達は,3月を迎えられるかしら?と思っていたそうです。


この日から家族全員で、在宅介護のはじまりです。

私の仕事は、食事の管理、薬の管理、又、壊疽しているフットケアとなりました。









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