その銘はナムチ
砲爆弾雨の山岳を二輌の戦車が駆ける。それは模造筋肉に蓄電液を循環させる全電動化戦車だ。片側九輪、計十八輪を模造筋肉百八本で制御、険難悪路を踏破し電磁砲で狙撃する秘蔵兵器。二輌はミサイルすら躱す運動力で駆動しているが
「2号車被弾!」
一輌が吹き飛ばされた。空を埋め切る無人機群にどんな兵器が勝てるだろうか?
「怯むな!」
爆撃音を貫いて1号車掌の檄が飛ぶ。
「まだだ!まだ時間がいる!撤退は出来ない!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます