1047、r戦略【あーるせんりゃく】
英:r-strategy。生物が繁殖する際にとる戦略のひとつで、個体の生存率よりも子孫の数や繁殖の速度を重視する戦略を指す。たとえば、大量の卵を産むことで捕食者からの生存確率を上げる行為がこれにあたる。
これと対をなすのがK戦略と呼ばれるもので、これは子孫の数や繁殖速度よりも個体の生存率を重視し、外的環境に合わせて適切な個体数を維持しようとする戦略である。ヒトが子どもを安全な環境で養育するのがこれにあたる。
これら二つの戦略は、アメリカの生態学者マッカーサーとウィルソンにより提唱されたもので、生物は環境に応じてどちらかの戦略をとるものと考えられている。ちなみにrはrate(確率)、KはKapazitätsgrenze’(ドイツ語で容量制限)の略である。
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