第34話 光

最初のドの音が・・

仮に200サイクルだとすると、次のドは400サイクルで

さらに次のドは800サイクルなんです。

周波数が2倍になる所を1オクターブと言いますよね。


これを光の周波数で考えると・・・


400兆サイクルの赤から・・

800兆サイクルの紫まで・・

1オクターブしか見ることが出来ないのです。


見えない光を総称して不可視光線と言いますが、

800兆サイクルより周波数の多い光を紫外線と呼び、

400兆サイクルより周波数の少ない光を赤外線と呼んでいます。


実はここからが本題なのです。


1オクターブの光が見えるのなら・・

いったい何オクターブの光が見えていないのか。

そう思いませんか?


どのくらい見えていないのかを理解しないと、

どのくらい見えているのかは分らないと思いませんか。


赤外線は3000億ヘルツから始まって・・

紫外線は3000兆ヘルツぐらいまでですので・・


ざっと10オクターブありますから・・

見えているのは10分の1ですね。


難しい話になりましたが、ここまで聞いたのですからもう少し

だけお付き合いくださいよ。


ここからは有害な光の話ですから・・・

大事な話なんです。


光は周波数が多いほどエネキルギー量が多く・・・

エネルギー量が多いと体に害があります。

紫外線が有害なのはこの為です。

紫外線を浴びすぎると皮膚癌になりやすいといわれています。


しかし皮膚にはメラニン色素が有り紫外線の侵入防いでいま

すので、簡単には皮膚癌にはならないのです。


それでは放射線はどうでしょうか。

放射線には多種ありますが、すべて紫外線よりはるかに周波数が

高くメラニン色素を通過してしまいますので悪影響が考えられます。


特に体内被爆の場合は、皮膚組織による防護が不可能ですから

危険だと考えるのが普通です。


紫外線でも水泡が出来たり皮膚が剥けたり、時には皮膚癌に

なるのに、放射線が安全だなどとは決して言えませんよね。


このお話は科学の常識です。

「放射線は体にいい」と言った学者も知っています。


彼等は電力会社や国を悪者にしないために・・・

国民の反発を抑えるために・・・

自分たちの利益を守る為にそう言っただけなのです。


オゾン層が壊れると紫外線が増えてガンが増えると言われて

いますよね。

その紫外線よりはるかに有害なものが安全であるはずが

ありませんよね。


まあ私は極力避けますね。

それが世界の常識ですから・・( ´艸`)

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