北条政子の演説が守ったもの

(2022年12月11日 第47回「ある朝敵、ある演説」視聴後)


 日本史のifで最大のifは、「もしも承久の乱が起きた時に、北条政子の演説が無かったら」だと思う。

 これが無ければ、鎌倉の武家政権は短期で終わり、朝廷が実権を取り戻していた。

 武家で生計を立てようとする者は減り、日本全体の軍人の数は、大きく減少していただろう。

 後の元寇という大戦を凌げなくなり、元の属国にされていただろう。

 その後の日本史の流れは、完全に今とは別物になっていた。

 元の支配は百年と続かなかったが、日本史は一度リセットされた状態でリスタートしていただろう。

 北条政子の演説は、鎌倉幕府だけではなく、その後の日本史も守る礎になった。



 今回は、これまでにいたしとうございます。

 アテブレーべ、オブリガード



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