私のラビット君２

９月２８日（土）

〈陽菜乃視点〉

ﾊﾙﾄ「・・・・ヒナなんか痩せた？」

「えっ？？」

朝からうちに来ていつものように

私を自分の足の間に座らせてから

肩に顎を乗せているウサギが腰周りを

触りながら聞いてきた

「最近仕事が忙しいからかな？

　 落ち着いたらまた、ぷよぷよになるよ！笑」

ﾊﾙﾄ「ぷよぷよって言うか…モチモチ？笑」

「何よ！太ってるって言うわけ！？」

腰にあるウサギの手を叩きながら

そう怒って言うとウサギは「あははは…」と

何故か笑い出している

ﾊﾙﾄ「仁とね…あと兄ちゃんもか！

　 ヒナの事ぽっちゃりだと思ってるよ？笑」

「ぽっちゃり！？」

決して細くはないけど…

そこまでぽっちゃりだとも思っていなかったから

お肉がたるんできてるのかと心配になっていると

ﾊﾙﾄ「俺ね！ヒナのこの感触が好き！笑」

そう言って服の下から手を入れてきて

腰周りを触ってきたから

「もう！」と手を抜こうとすると

段々と手が上に上がってきて…

「・・・ﾂｯ…」

ﾊﾙﾄ「あとコレが大好き…」

顔を肩に乗せたまま私の耳元でそう囁くと

ﾁｭｯと耳に唇を当ててきて

ﾊﾙﾄ「９ヶ月のプレゼントちょうだい？」

「えろウサギ…」

ﾊﾙﾄ「ふ…だから余計にコレが食べたいんだよ？笑」

手が下着の中に入ってきて

声が漏れる中、ウサギが

「ウサギの好物知ってる？」と

問いかけてきた…

「にっ…人参？」

ﾊﾙﾄ「カレンダーの中のウサギは人参なんて持ってないよ！笑」

ウサギは答えを教えてくれないまま

ベッドへと私を運んで行った…

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