　自分が多様する表現になるかもです。類義語は、良心が許さない、になります。

　このとき、強調したいことは、僕には感覚的に受け入れられません、という意思です。人の顔に公然わいせつだとか、生理的に受け入れられない、とかいう手の罵声はありますが、それとは違います。

　しかし、理屈では乗り越えられない違和感、嫌悪感があることは指し示します。ただ、良心が許さないとすると、自分の正当性を主張するようで図々しいので、生理的に受け入れられないとなる訳です。

　本当に音楽はその感覚の世界ですから。受け入れられないものを受け入れるというのは少し屈辱的なものになります。（『wait and see』の「受け入れられないられないものを変える力を」を思い出しました）

　ですから、むしろ論破は許します。そりゃ一般的にこの曲が皆から嫌われるでしょう、なんていう事を言ったら、今は多様化の時代なので、どの楽曲も日本人の半数以上から好かれるようなことはありません。どれも、部外者が言えば悪趣味です。クラシックきこうが、演歌を聞こうが、和楽器をやろうが。趣味に良趣味、悪趣味があるのは、教科書でこれらは素晴らしいとか言っているのを、それを真に受けるからであって……ボカロの流行があるのも、それがリスナーにすれば良趣味であるからです。アイドルもそう。

　という立場ですが、アイドルは家のラジカセでは死んでも聞きたくないです。このように生理的に無理な訳です。