▼『楽園を探して～五胡乱華放浪記～』

（連載中）

　拙作です。

　西晋が匈奴漢によって崩壊し、その匈奴漢も分裂していた西暦三二〇年前後の乱世を、二人の少女が旅をするバディものの連作中編（章ごとに各国で起こるエピソード完結）になっております。

　経書・兵書から風水や医術まで座学の知識はあれど、運動の類はまるでダメな貧乏貴族の令嬢と、剣術・弓術・馬術などは並みの男を凌駕し、五族混血という稀有な出自ゆえにひと通りの言語を喋れるも、漢人の常識や読み書きはまるでダメな胡族の女戦士。

　両極端なバディが互いに補いながら、地獄のような乱世を旅人視点で見つめていきます。

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