▼『兵書に淫する姫～少女軍師張良～』

（約二万字）

▼『兵書に淫する姫～張良異伝～』

（約四万字）

　軽い文体（と猫）が強みな杉浦ヒナタさんの作品です。

　前漢の劉邦（りゅうほう）に仕えた張良（ちょうりょう）は「女性のような外見であった」と言い伝えられているのですが、実際に女性だったのでは、という発想で描かれた物ですね。

　ノリは軽いですが、しっかりと秦末から楚漢戦争までの動向を追っています。

　『少女軍師張良』の方は秦末を、『張良異伝』の方は楚漢戦争を描いている二部構成で、両方を統合したリライト版が現在連載進行中みたいですね。

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