1/10「金石さんの”そして優しい死神は僕を殺した”に呑まれてしまった」

【ONヨム】

●やれやれ系主人公っぽいやつを観察してたらいつの間にかその美少女幼馴染に気に入られていた件

https://kakuyomu.jp/works/1177354055478155857

この作品、本当に好き。個人的には「ザマァとか疲れてない?」ってキャッチコピーが好きだった。釣り合いの取れてないカップルという評価も、ヒロインには関係ない。むしろ、滅するぐらいの勢い。そんな輩。スキ。


●異世界最高峰のギルドリーダー〜僕以外、全員イケメンと美少女なのでそろそろギルドを抜けたいのですが〜

https://kakuyomu.jp/works/16816700429362304756

超人気作。鈍感、あh-レム。主人公は最弱(このギルドのなかでは)でもギルドメンバーの主人公への溺愛がすご。


●そして優しい死神は僕を殺した

https://kakuyomu.jp/works/16816927859706441520

本日、最高におすすめ。

ビターエンドなんですが。本当に多くの人に読んで欲しい一作。衝動でレビューを書いてしまったのでした。

この作品、もったいないないと思うのが、短編だけどエピソード的には全12話+α

これを一挙更新されてしまっていて。

よくカクヨムで創作エッセイで書かれるのが、分割更新が読まれる頻度が高くなるって話がありますが、もしこの作品が分割更新だったら、もっと多くの人に――とまで思って、止めた。

だって、この作品を朝方に読んで。

スクロールする手がもどかしくて。

気付いたら、ラストまで。

そして+αが更新された時の歓喜といったら。


やっぱり読後感はビターエンドで。作者様の他の小説のような読後とは一線を画するんだけれど。それえがまた、行間を想像しながら、ココロの中に心地よいシコリを残すのです。


個人的にはヒロインのお父さんかな。

発したあの言葉は、きっとブーメランになって,お父さんに帰ってくる気がして。

悪意があるなら、まだ良かった。お父さんという立場で、お父さんなりに一生懸命で。

娘を最優先に考えながら。それでも、娘の青春という時間に行間程も入り込めない嫉妬。そのように僕は感じてしまったのですね。


娘が悩む都度、お父さんはきっと悩む。

向こうの両親が苦悩する度に

きっと、お父さんは悩んでしまう。


事故や事件で「ウチの子じゃなくて良かった」って思う人

きっと、無数にいるから。


お父さんは、産まないからお母さんにかなわないし

娘の青春に決して、入り込めない。


お父さんの孤独を癒せるのは、同一化ではなくて

多様性の外からの肯定。


なんとなく、そんなことを思ってしまったのでした。


そして優しい死神は僕を殺した

https://kakuyomu.jp/works/16816927859706441520

オススメです。

僕にはこういう作品、絶対書けないし、羨ましいし、何より物語の坩堝に呑まれてしまった。

ただ万人受けの保証はしません。

だって、ビターエンドだから。

でもハッピーエンド主義の尾岡が、飲み込まれた。夢中になった。つまりはそういうことです。




【OFFヨム】

今日は執筆に集中してしまって、あんまり読めてないから

これからヨム。




今日はこのへんで。

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