第9話

  ***


 美雪とは、行きつけの喫茶店で待ち合わせをしていた。『ゴーシュ』という名前の、個人経営の喫茶店だ。

 外観は半分民家のようになっていて、遠くから一見するだけでは、そこに店があるようには見えない。表に出ている背の低い黄色い看板がなければ、ほとんど客など入ってこないのではないかと思う。

 公太はガラスの自動ドアをくぐって店の中へ入った。まだ美雪はいないようだった。

 店内にはいつも通り、クラシックの曲が流れている。店長が楽器をやるとかで、至るところに弦楽器のようなオブジェが飾られていた。たまにミニライブのようなこともやっているらしい。音楽に特別興味の無い公太は一度も来たことはなかったが、美雪は友人と一緒に来たことがあるらしかった。

 店員に声を掛けると、公太は空いている窓際のテーブルに向かった。椅子に座ると、携帯電話を開き、先に到着したことを美雪にメールした。

「なんかオシャレな店だねー」

「だな」

 ヒナが話し掛けて来る。近くのテーブルには他の客はいなかったが、公太は周囲を気にして小声で喋った。

 公太が選んだのは、美雪と来た時に空いていればいつも座る席だった。四角いテーブルの一角が壁に密着しており、他の三方に椅子が配置されている。二人の時に向かい合って座ると、余った一脚に荷物を置いたりできてちょうど良いのだ。だが、美雪が来ていない今、ヒナは自然に公太の正面に座っていた。

(美雪が来たら、こいつどうするつもりなんだろうな……)

 公太は想像した。美雪は公太の向かい側に座るだろうし、そうすると余った横の椅子にヒナが座ることになるだろう。仲介人みたいなポジションに位置されたら、なんだかやりづらい気がする。四人がけのテーブルにすれば良かったか、と公太は少し後悔した。

「いらっしゃい。今日は一人?」

 初老の店長が水をテーブルに置きながら、話し掛けてきた。公太のことを見て、奥からわざわざ出てきてくれたらしい。白髪交じりの長髪を頭の後ろで結わえ、常に微笑んでいるような表情。太っているわけでも痩せ過ぎているわけでもなく、トレーを小脇に抱えたエプロン姿がサマになっている。まさに理想の歳の取り方だ、と学生の間では評判だ。この店には何度も来ているため、公太や美雪、他の友人たちも顔を憶えられていた。

「こんちゃす。待ち合わせなんで、後から一人来ます」

「友達? それとも彼女さん?」

「あぁ、彼女です」

「そう。じゃあ注文は彼女さんが来てからでいいかな。ゆっくりしてて」

「ありがとうございます」

 店長は店が忙しくない時にはよく客と雑談をする人だったが、特に客が一人でいる時に話し掛けることが多かった。カップルやグループにも話し掛けたりするが、少しだけ喋って引っ込んでいくことが多い。

 なるべく和を乱さず、さりげなく会話に参加しては去っていく。押し付けがましくない態度が、この店の居心地を良くしており、リピーターを増やす一因でもあった。

「すっごい雰囲気いいじゃん。こんなお店があったんだねえ」

「ん?」

 独り言のように言うヒナの言葉に引っかかりを覚えた公太の頭には、疑問が浮かんだ。公太の住んでいる街を見たい、などと言うから近所の人間ではないと思っていたが、ヒナも元は生きている人間だったはずだ。どこに住んでいたのか、公太は気になった。

「ヒナってさ、この辺に住んでたのか?」

「え? うーん、まあ、近所ではないけど、歩いて来れるくらいの距離ではあるかな」

「へえ」

「でも、この商店街って来たことなかったんだ。こんなお店があるの、もっと早く知りたかったなあ」

 公太はヒナの言葉を聞いて「生きてるうちに?」と言いそうになったが、きらきらと目を輝かせて店内を見回すヒナを見て、言葉を飲み込んだ。その後もヒナは店内をうろうろと眺めて回っていた。

 公太の前に置かれたコップの水が半分くらいになった頃、自動ドアの上に取り付けられた鈴のカラカラという乾いた音と共に、美雪が店にやってきた。

 美雪は公太の姿を見つけると、カウンターの奥にいる店長に声を掛けながら公太のいるテーブルまで歩いてきた。

「おまたせー」

「おう」

 美雪は公太に声を掛けると、正面の椅子に座りながら言った。

「やー、今日も暑いね」

「だな。とりあえず飲み物でも頼むか」

「そうだねー」

「美雪はアイスティーでいいよな?」

「うん」

 美雪が来店したことを察して奥から出てきた店長が、水を持って近付いてくるのを横目で見ながら、公太は美雪に確認した。公太はコーヒー派だが、美雪は紅茶派だった。

「いらっしゃい」

「こんにちは!」

 コップをテーブルに置きながら挨拶した店長に、美雪は笑顔で答えた。美雪は感情が顔に出やすいタイプだったが、今日は比較的機嫌が良いようだった。

「えっと、アイスティーとアイスコーヒー、お願いします」

「アイスティーのほうは、ガムシロとミルクだね。コーヒーはミルクだけで良かったかな?」

「はい、それでお願いします」

 公太や美雪たちの注文は、店長も覚えていた。何度も通っているとはいえ、自分たち以外にも常連客は無数にいるだろうに、よく覚えているものだな、と公太はいつも感心している。

「見ての通り、今日はお客さんも少ないからさ。気にせずゆっくりしていってね」

「はい、ありがとうございます」

「ゆっくりしていきまーす」

 店長の言葉に、公太と美雪は口々に返事をした。前に一度、店が混雑している時に「申し訳ないけど、早めにお会計済ましてもらってもいいかな」と声を掛けられたことがあった。たしか同じ学科の友人たちと5人くらいで来ていた時のことだ。話が盛り上がってずいぶん長居をしてしまい、気付けば店の中が満席になっていたのだった。

 それ以来、店が混雑し始めたときは自分たちから退店するように気をつけている。店長もそれをわかっていて、わざわざ声を掛けてくれたのだろう。

 公太は去っていく店長の背中を見送ってから、あらためて正面に座る美雪のことを見た。

 美雪の背丈は、公太と10センチも変わらない。女子としては背の高いほうだ。肩幅も同性の中では広く、がっしりしている。目や口なども大きく、とにかくそれぞれの部位が全体的に平均よりひとまわり大きいという印象だ。それでいて、顔は均整に整っていて可愛い。自慢ではないが、可愛い。

 美雪本人は自分のことを丸顔だと気にしていて、肩のあたりまで伸ばした髪の毛で輪郭を隠していたが、公太は気にするほどの丸顔でもないと感じていた。だが、そうやって気にするところも可愛いと思っていた。

「どしたの?」

 コップを両手で包むようにして水を飲みながら、公太の視線に気付いた美雪が言った。

「いや、なんか久しぶりだなと思ってさ」

 大学が夏休みに入る前は、文字通り毎日顔を合わせていたのだ。一週間以上会わなかったのは、公太と美雪が付き合い始める前の春休み以来のことだった。

「そうだねえ。あ、っていうか公太、身体は大丈夫なの?!」

「ん?」

「ん? じゃなくて、事故に遭ったんでしょ? バイクでさ」

「そうだな」

 そっけなく答える公太に、美雪は気が抜けたようにきょとんとした顔になった。

「え、たいしたことなかったの?」

「いや、うーん、メールでも送ったけど、三日くらい意識不明だったんだけど……」

「そうだよね!? 私の見間違いじゃないよね?」

 打って変わって、身を乗り出しながら美雪は言った。その勢いに気圧されながら、公太はもごもごと喋った。

「いやそれがさ、俺的には、バイクごと吹き飛んで気を失って」

「うん」

「で、気が付いたら病院の上で目が覚めたわけよ」

「うん」

「だから、あんまり自分が死にかけたような気がしないんだよね」

「……え、ホントに大丈夫なの?」

 心配そうな表情で聞いてくる美雪に、公太は申し訳無さを感じた。だが実際、自分が重症だという実感がなかったのだから仕方がなかった。

「怪我もたいしたことなかったし、脳の検査もされたんだけど問題なかったからさ」

「そうなんだ……」

「あ、でも首がムチ打ちになってさ。昨日まで首にギブスみたいなのしてたよ」

「……ふーん」

 公太は、美雪が急激に興味を失っていくのを感じた。美雪の心配を無下にするのも悪いと思い、その気持を無駄にしないつもりでムチ打ちのことを喋った公太だったが、中途半端な症状のせいでかえって逆効果になってしまったらしい。急にフラットな表情になった美雪を見て、公太は少し残念な気持ちになった。

 ふと公太が視線を横に動かすと、ヒナがパクパクと口を動かしていた。予想していた通りに公太と美雪の間に位置する椅子に座っていたヒナは、自分自身を指差した手をしきりに動かしている。美雪が来てからは公太に気を遣ってか、静かにしていたヒナだったが、口の動きを見るとどうやら「あたし、あたし」と言いたいようだった。

 どうやら美雪に自分のことを紹介して欲しいらしい。公太はそう察したが、無視して美雪との会話を続けた。幽霊が見えるようになった、と話したところで信じてもらえるわけがない。

「美雪はどうしてたんだ? 昨日までお姉さんが来てたんだろ?」

「うん、そうそう。いろいろ遊びに行ってきたよー」

 公太の言葉を聞いて、美雪はパッと顔を輝かせた。前に、毎日のようにメールのやり取りをしているような話も聞いた覚えがある。姉妹の仲は良いようだった。

「ショッピングモール行ったり、遊園地行ったり、あと海岸のほう見に行ったりもしたよ」

「松島?」

「そうそう」

 笑顔で言いながら、美雪は携帯電話を開いて公太に見せた。画面を見せながらカーソルキーを動かして、写真を切り替えていく。写真には美雪の姉が写っていたり、姉に撮ってもらったのか美雪自身が写っていたりと、様々だ。どれも楽しそうな表情をしている。

 松島と言えば、わざわざ地元の人間が遊びに行くような場所でもなかったが、たしか美雪の姉は南のほうに住んでいると言っていたから、メジャーな観光地ということで行ったのだろう。

 写真を見ていると、トレーを持った店員がやってきた。公太と美雪が注文した飲み物をテーブルに置くと、ごゆっくり、と一声掛けて戻っていった。

 ヒナはいつの間にかテーブルを離れ、また店内を見て回っているようだった。公太が無視したからヘソを曲げたか、それとも二人に気を遣ったのかもしれない。

 引き返していく店員を見送ると、公太は会話を再開した。

「遊園地って、八木山?」

「うん、いろいろ乗ったりしたよー。えっと……これかな」

 公太の質問に、美雪は携帯電話を操作すると、先ほどとは別の写真を表示させた。アトラクションを背景に撮った写真や、クレープに齧りつこうとして口を大きく開けている写真などが収められている。これもまた、姉妹そろって楽しそうに写っているのだった。

 さらに公太が携帯電話のカーソルを押していくと、途中から場所は変わって動物園と思しき背景になった。

「おー、動物園にも行ったのか」

「うん。でもねー、動物園のほうはあんまり楽しくなかったかなー」

「なんで?」

「ほとんどの動物が日陰でおとなしくしてたもん」

「あー、ここんとこ暑いもんな」

 何枚か動物の写真もあったが、美雪の言った通り、見るからにグロッキーな様子のヤギやロバが写っていた。

 公太が次の写真へと画面を送っていくと、動物の写真は数枚で終わってしまった。おそらく、すぐに写真を撮るのを諦めたのだろう。

「いやー、美雪は夏休み楽しんでんなあ」

「楽しかったよー。公太は?」

「いや、俺はほら、事故っちゃったから……」

「あ、そっか」

 あっけらかんと言う美雪だったが、携帯電話を閉じると、何かを思いついたような表情に変わった。そして少しの間考え込むと、公太に向かって話し掛けた。

「そういえばさ、バイクはどうなっちゃったの?」

「もう壊れて乗れそうにないから、処分したよ」

 正確にはまだ処分の手続き前だったが、既に車体自体は引き取ってもらっていることもあり、公太は細かいことは言わなくて良いと思った。

「それじゃバイクはもう乗らないの?」

「あー……新しいバイクで、ってこと?」

 美雪に言われて初めて、公太は再びバイクに乗るということを一切考えていなかったことに気付いた。暇さえあれば乗っていたバイクだったのに、新しく買って乗るという気持ちが全く湧き上がって来ない。重大な事故に遭ったという自覚は無いつもりだったが、自分で思うよりもトラウマのようになっているのかもしれなかった。

「うーん、乗らない、かな。今回助かったのは運が良かった、って感じだしさ。同じ目にはもう遭いたくない、っていうか……」

「そっかー……」

 残念そうに呟く美雪に、公太は尋ねた。

「なんで?」

「公太、前に言ってたじゃん。もうすぐ一年経つから、二人乗りできる、って」

「あ」

 公太は、去年の夏休みに中型免許を取得した。もともと原付の免許を持っていたこともあって試験自体はスムーズに通過した。それから一年が経つ。つまり、もうすぐ二人乗りが合法になる時期だったのだ。彼女をバイクの後ろに乗せて走る。すっかり忘れてしまっていたが、それもまた公太の憧れのひとつだった。

 美雪も、二人乗りを楽しみにしてくれていたのかもしれない。残念そうな表情をする美雪を見て、公太は申し訳ない気持ちになった。

「どっちにしろ、バイク買うとしたらまたお金貯めなきゃだからなー」

「そっかー、それじゃあまた先になっちゃうね」

「だな」

 短く答えた公太だったが、またバイクを買うためにお金を貯める、というつもりは全くなかった。自分でも驚くくらいに、バイクに対する情熱のようなものが消えてしまったように思う。

「そういえばさ、お姉さんが来る前にみんなと飲んでたんだろ?」

 公太は思い出したかのように、話題を変えた。

「洋二のやつから俺にもメール来てたんだけどさ。ちょうどその時、事故で意識失ってたんだよね」

「あ、うん……」

「美雪?」

 普段と違って歯切れの悪い様子の美雪に、公太は訝しんだ。何かトラブルでもあったのだろうか。

「何かあったのか?」

「え?」

「いや、飲み会の話。ケンカでもあったか?」

 そう言いながらも、公太はケンカなど起きるはずもないだろうと考えていた。

 普段一緒に遊んだりしているメンバーは、たいてい、自分を入れてだいたい5人から8人くらいが集まる。どの顔を思い出してみても、気が短いとかケンカっ早いとか、そういうタイプの人間はいない。高校でも文化部や帰宅部をやっていたであろうメンツばかりだ。

「そういうわけじゃないんだけどね」

「ふーん。あとで洋二にでも聞いてみるか」

「あ、いや、やめなよ!」

「?」

 急に声を大きくした美雪に、公太は怪訝な顔をした。

「なんで?」

「いや、別になんでってわけでもないんだけどさ。それより、この後どうしよっか?」

 急に話題を変えた美雪に、公太は露骨に話を逸らそうとしていると感じ取ったが、それについては特に何も言わなかった。後で洋二にメールでもしてみようと思った。

「うーん、そのへんぶらぶらするか」

「あ、いいね。アイスとか食べたい」

「……注文するか?」

 この店にも、軽食はもちろん、アイスなどのスイーツも置いてある。公太は壁際に立てられているメニュー表を取ろうとしたが、美雪はそれを手で制しながら言った。

「そうじゃなくてさ、食べながら歩くの」

「……外、暑くない?」

「だからだよー」

 お前は何を言っているんだと言わんばかりに、美雪は大きく目を見開いた。

「冷房の効いてる中じゃなくて、暑いところで食べるのが贅沢なんだよ」

「そういうもんか」

「うん、そうだよ」

 心底楽しそうな様子の美雪の笑顔につられて、公太も頬を綻ばせた。ゴーシュの店長にはいささか申し訳ないが、アイスは美雪と歩きながら外で食べよう、と思った。

 公太はテーブルの上に目をやると、美雪のアイスティーが既に空になっていることに気付いた。喉が渇いていたのかもしれない。公太もコーヒーを飲み干していたから、もう店を出ても良いかもしれないと思った。小腹が空いてきた頃でもあったから、アイス以外に何か食べ歩くのもちょうど良さそうだ。

「それじゃ、行こうか」

「うん。あ、ちょっと待って、お手洗い行ってくる」

 そう言いながらカバンを持って席を立った美雪を、公太は見送った。手持ち無沙汰になった公太は、氷が溶けて水だけになった水滴だらけのコップを手にとって、水を一口飲んだ。

「コウちゃん、コウちゃん」

「ん?」

 横から声を掛けられて、公太は思わず返事をしながら声の聞こえてきたほうを向いた。ヒナがテーブルの横に立って、公太のことを見下ろしていた。

「ね、ね、こういう時どうするのが正解?」

「え……何の話?」

 急に何を言い出すのか。公太は一瞬、なぞなぞか冗談かと思ったが、ヒナの表情は真剣そのものだった。

「わかんないかなー、デートで女の子が席を立ったんだから、その間にお会計済ませるのが当たり前でしょ!」

「え、そういうもんなの?」

「……」

 ヒナは何も言わず、だがあからさまに不愉快そうな表情を見せていた。

「別にいいけどさ……」

 あまり納得はいっていなかったが、公太は伝票を手に取ると席を立った。飲み物一杯おごるのをためらうほど困窮しているわけでもない。公太はレジカウンターに向かうと、店員を呼んで会計を済ませた。

 カウンターから少し離れて通路の邪魔にならないように隅に寄って、美雪のことを待つ。ヒナは公太の態度が気に食わなかったのか、少し離れたところで頬を膨らませていた。

 間もなくして、美雪が店の奥のほうから出てきた。カウンターの前で立っている公太を見つけると、少し足を早めたようだった。

「おまたせ。もしかして、お会計済ませちゃった?」

「うん」

「ほんと? ありがと」

 美雪の満足げな顔に、公太は少しどぎまぎした。あまり見た記憶がない、珍しい表情だった。

 入店した時と同様に自動ドアの上に据え付けられた鈴を鳴らしながら、ありがとうございました、という店員の声を背に二人は店を出た。

「ところで、アイスなんて売ってる店あったっけ?」

「たしかねー、たまーに屋台みたいなのいるんだよ」

「ワゴンのやつ? クレープじゃなくて?」

「うん、それとは違うやつ」

「ふーん。歩いてればわかるか」

 歩き出しながら公太が手を差し出すと、美雪は何も言わずに手を握ってくる。そのまま手をつないだ二人は、商店街の中心に向かって歩き出した。

 太陽は雲の影に隠れ、日差しは幾分穏やかになっていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る