2022.1.23 文明レベルについて

 前回すっかり忘れていた文明レベルについてさくさくいくよー。

 まあ文明というか、科学技術についてだね。車はないほうがより距離感とか出るから、車が生まれる前にあった物で身近な物を調べてみよう。

 ほうほう、1769年に蒸気で走る車が開発されたのが始まりだそうな。ってことは、それ以前、何なら蒸気機関とかない方がいいんだな。

 で、身近な物となると……上下水道、電話、あとなんだろう。思いついたときに追記しよう。

 まず電話。これは話にならない。最初期から電気を使っているし、そもそも電気は蒸気期間の後だし。なのでこれはなし。じゃあ代わりの連絡手段だけど、電話の前って何だったんだろうか。モールス信号の方が電話より先なんだけど、これも電気を使うから却下。そうなると伝書鳩と郵便か。歴史を見てもそんな感じだね。通信ってそうか1800年代から発展してるんだ……

 まあ、車を起点にそれより過去ってなると16世紀~17世紀ぐらいを参考にするんだけど。17世紀初期に望遠鏡ができて終わりに蒸気期間を使ったポンプができてる。そうすると、17世紀初期あたりの望遠鏡は物語にあってもいいかな、と思うので、17世紀前半ぐらいを目安に文明構築していこうか。

 蒸気自動車が発明される前後って個人的にはめちゃくちゃ好きなんですけど、発明されたばっかりで富裕層しか持っていない、しかも道路は整備されていない、なら馬がまだ主流にならないかな。だめか。馬車が通るためにある程度は道の整備はされていそうだ。あ、でも超高価なのはありだ。蒸気じゃなくて魔法道具とかで動かす形で。大きくて重いものだから、動かすにも結構魔法の力が必要で、本体の値段に加えて動かすには財力が必要、と。そうすれば一般には普及されないし、でも話に聞いたことがある、程度にはなるんじゃなかろうか。雑貨屋の兄ちゃんとか、細工したことはあるかもしれない。

 で、下水道についてはもっと歴史が古いから、これはあっても問題ない。ないんだけど、多分農業しているとそれも大切な肥料になるから、すんなり流したりはしないよねえ。中世ヨーロッパの香りの文化って、その臭いをごまかすために出てきた文化だし。でもあんまりそんな臭いの中で生活したくないし。

 あ、じゃあ公衆の物ってことで、お風呂もトイレも村に何か所かあることにしよう。都会にいけばお金持ちなら家にあるだろうけど、大多数の一般市民はトイレもお風呂も公衆の物を利用ってことで。それなら肥料としての問題もないし、清潔レベルも一定まで保たれる。主人公がどんなボロ家に住んでいても問題なし。

 あとは衣類か。衣類は今でこそ化繊が多いけど、大体植物や動物の毛を使ってオーダーメイドだよね。オートクチュールなんてのは手作業から機械作業に移り変わってからだから、基本は親の手造りや古着だね。そうすると、村の中にも古着屋はありそう。あとは行商人がちょっと前に都会ではやった服を持ってくるとか、そんな感じかな。

 衣食住で後は食事か。これはあんまり文明レベルとは関係なさそうだけど。主食は米、芋類、小麦、豆類、色々あるけど、なんとなく小麦と芋かな。芋は痩せた土地でも成長するし、小麦はとにかく増える。そして両方とも加工しやすいから、いいんじゃないかな。

 増えるに関しては米も同じなんだけど、加工のしやすさで小麦に軍配が上がる。豆類はほどほどに良いんだけど、なんとなく決め手に欠ける感じ。もちろん豆類も米も他国にはあっていいと思うけど、食べたことがある人がいてもいいけど、そんなにメジャーじゃない、みたいな。日本で言うアフリカ料理とかみたいな感じ。ちょっと珍しいし興味あるし食べたことある人はいそうだけど、って感じ。


 あ、前回色々調べて国のこと決めたのですけど、基本モデルはオーストリアです。隣国があってそんなに特別国力が高すぎなくて、って感じがぴったり。特に王政で政治に関しては色々あった国だし(王朝が何度も変わった)、日本人にとってもなじみありそうでなさそうな感じがちょうどいい。時代も大体17世紀前半~半ばぐらい、蒸気機関の代わりに魔法道具が発展している、っていう世界です。

 さて、大枠も決まったことだし、次は名づけを色々していこう。

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