三題噺.115:犬、コーヒー、招く(140字)

 寄ったことのないカフェに友人が私を誘ってくれた。彼は盲導犬協会会員で、予約する時にどの飲食店にも盲導犬への対処を説明して理解を求めてくれる。未だに不衛生だと避けられがちなユーザの私にとって、これ以上に心強い助けはない。少し甘え過ぎかなと思うけど、今日も私は人並みの自由を謳歌する。

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