第6話クリスマスの裏切り

 クリスマスはイルミネーションがキラキラして、クリスマスソングが流れる

 子供の頃から誕生日よりワクワクする日だったいつか恋人と過ごすクリスマスを想像していた。


 毎年恒例の中学の仲間とクリスマス会があった

 彼氏彼女が出来て欠席する子も増えた、私は彼氏ができた事をまだ話せていなかったので

 クリスマス会に参加してから

 ジュンのアパートに行く事にした。

 夜10時にいくね。と約束したけど

 サンタコスプレをしたので

 先にジュンに見せにいくつもりでいた。


 ヒロからは、クリスマスの話しは一切出なかったので。友達なんだと確信していた


 アパートのドアを開けると女の子の靴があった

 中まで覗くと、

 女の子に、サンターと指を刺されて笑われた。

 私は合鍵を投げつけ

 アパートから走った。

 ジュンが追いかけてきたけど、振り向かず走った。


 こんなもんか?心の中で呟いた

 カラフルなイルミネーションが青だけに見えた。

 中学の友達のクリスマス会を全力でたのしんだ。

 友達の家で朝まで、、、


 不思議と涙はでなかった

 悔しい思いはあったけど、

 嘘のようにさっぱりした気持ちになった。

 振り出しに戻っただけ


 彼氏はいない!!

 高校2年の冬〜

 最高〜、

 来年はいい恋するぞー。

 私の背伸びは終わったのだ

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