1月16日 「松下さんがまだ最前線で…(永松茂久)
「松下さんがまだ最前線で社長をやっていた頃の話でな、ある工場を足で回っていた時におもしろくなさそうに電球を磨いていた若い工員さんを見つけてな、松下さんが『電球を磨くんは面白くないか』って聞いたら『はい』って答えたらしいんだよ。そしたら松下さんはこう言った。『そりゃあんたは電球を磨くってことに集中してるからや。でもな、よく考えてみ、あんたが磨いているこの電球があるから世の中の家族が楽しくすごすことができるし、子供たちが本を読むことができるんや。そこを考えたらあんたは電球を磨いているんやなくて、人の幸せを磨いているんや』ってな。その工員さんは松下さんのその言葉に感動して生涯の仕事の軸にしたんだって」
『斎藤一人の道は開ける』永松茂久
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