彼らと僕

僕は幸薄い

人様から言われるように、

そうであってはいけないのに


クリスマスがくれば良くなるのかしら

学年一位になったら良くなるのかしら

通販で買ったのが来たら良くなるのかしら

ようつべ見てたら良くなるのかしら


あいにく、

僕はその達成感で死ねない

続かなくていい物語は続く

しかも、さして心は喜ばない


いつものことだから

あれから学年一位は取っていないけれど

あの高一、高二以外


僕はメシアばかり待っていた。


結局、その学年一位を追われる、

その恐れ、しかも身勝手で身に余る傲慢は

やめて

一応はメシアのことを忘れた。



でも自分は

結局はサイコでしかもKYだけど

それでも周りを恐れている


彼らの言うとおり、

こころのホットラインには

絶対に電話をしてはいけない

リア充になってはいけない


それを理性は完全に否定したのに

そう思っている。


今は別に病んでいないが、

彼らにどうして僕は縛られる?


彼らからの脱出など、

何度も実行したのに

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