第6話 夜の歌枠

歌枠をするためにはあらかじめ歌う曲を決めておく必要がある、自慢にもならないが俺が歌えるのはアニソンオンリーのため、昨日作ったタルルのTwitterで 今日の歌枠で聴きたいアニソンを募集します、どんなアニソンでもOKだから気軽にリクエストしてください と聴きたいアニソンを募集しておいた。

有名なアニソンからマイナーなアニソンまで多くのリクエストがあった。

リクエストの多い曲を5曲に厳選した

放送開始まで5曲のアニソンの音程を確認する

放送開始5分前スマホが震えた

LINEが来ていた

瑠夏〜お姉ちゃんもリスナーとして応援してるから頑張って!

雫姉からのメッセージだった

ふぅ、一息ついて放送開始をさせた

「みんな、今日も来てくれてありがと〜 Vtuberのタルルこと立花ルルです! 今日は歌枠です、Twitterで募集したアニソンの中からリクエストの多かったアニソンを一生懸命歌うので最後まで聴いてね!」

一曲を歌い始めると

歌うま! クオリティー高! 

お褒めのコメントで溢れた

歌に関しては1人カラオケに通っていた結果上手くなっていた 

2曲目、3曲目と歌い少し休憩を取る

スポーツドリンクで喉を潤しているとリスナーからのあるコメントが目に入る

チャンネル登録者数1万超えたー と

気になって確認する

本当に登録者数が1万人を超えていた

そのコメントを見たリスナー達が祝福のメッセージをくれる

おめでとう! 2日目で1万超えとかやばw 一生ついて行きます!などと

「嬉しい、みんなありがとう」

誰かに認められるって嬉しい

これまでの生活では味わえなかった気持ちだ

「あ、あれ?なんで涙が…」

放送中なのに涙が溢れてきた

戸惑いながらも慰めてくれるリスナー達

タルル大丈夫!? 泣き止んでくれタルル タルルに泣き顔は似合わない、笑ってと

「ご、ごめんね なんかみんなに認めてもらえて嬉しくって」

涙を拭う

「あー、みんなに恥ずかしいところ見せちゃったね ごめんね」

謝罪をする

タルル元気になって! もっと歌って欲しい

優しいコメントだ

「よし!4曲目と5曲目、続けて行くよー」

気持ちを切り替え、歌を歌った

「全5曲、ご静聴ありがとうございました!」

歌い終わり挨拶をする

リスナーからは 良い歌声をありがとう! もっと聴きたい! お疲れ様!

それぞれメッセージをくれた

「ええっと、明日からなんですが、ゲーム配信と雑談をメインに活動していきます! 良かったらチャンネル登録とTwitterのフォローお願いします! タルルこと立花ルルでした! バイバイ!」

放送終了ボタンを押して放送を終えた

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