355 滅多なこと
こんにちは。
バンドのメンバーがコロナに罹ったそうだ。一昨日バンドのトークルームに報告があった。昨日からホテル療養に入っているらしい。
持ち物にベースを持って行こうかなぁ~なんて言っていたけれど、シャンプーやせっけんなどの備え付けが無いそうで、全部持って行かないといけないから思いのほか荷物が多くなってベースは断念したらしい。
とは言いつつ、ホテルへシュトーレンを持ち込んで食べている画像を送ってくれたので……ブレないなぁと思ったのですが。それは昨日の話。昨日は喉が痛くても元気そうで何よりだったのだけれど、今日はずっと連絡が無くて。いや、普段から毎日のように何かのやり取りをしているような事は無いので、連絡が無くて当たり前と言えばそうなのだけど、昨日はシュトーレンの画像などを送りつけて来る元気があった……というか暇を持て余しているはずなのに連絡が無いという事は、悪化したのか?と心配になってしまう。現在主流のウイルスの特徴は知らないけれど、初期は女性よりも男性の方が重症化しやすい傾向にあるとも聞いていたし……
夜になっても何も音沙汰がないから、「元気ですか~?生きてますか~?」と投げてみた。まぁ、案の定「生きてるよ~」と帰って来た。それだけでいいのだ。安心した。
なんでも今日はサブスクの動画で仮面ライダーブラックを見る日だったそうだ。まぁ、なんだ。コロナだけれど元気そうで何より。
滅多なことは起こらないとは思ってはいても、それでも心配はしてしまうもの。ここ数年で、色んな滅多なことが起こったからなぁ。私は職を失い、友達を二人も亡くし、父親は脚立から転倒して頭を打ち入院。今はおじさんが入院している。あんなにお世話になって、とってもいい人で、お見舞いに行きたいのに行けない。おばさんが亡くなってから寂しい一人暮らしで、それがストレスだったのか痴呆も入り始めていたし……会いに行って賑やかな時間を過ごしてほしいのに、それも出来ないでいる。呼吸器が付いてしまったらしいので、もう退院は叶わないのだろう。
……滅多なことは、起こるものですね。だからメンバーの事も心配で。もう誰もいなくなって欲しくない。みんな、寿命で大切な人達に見守られながら穏やかに旅立とう。それ以外は悲しすぎる。
年明けの来月半ばに、スタジオを予約している。全員そろって演奏できたらいいなぁ。大切な人達が揃うって、当たり前のこと過ぎて何も感じていなかったけれど、それだけで有り難い事ですね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます