茶うさぎから白うさぎへの手紙 2022

49 ストイック

　こんにちは。

　最近エロ小説の話をしているから、ついでなのですが。今私のピクシブの検索ページがすごい事になっていて……

　私が今書いている小説の登場人物が190の長身男性と150の小柄な女の子。

　その体格差を視覚的に知りたくて、体格差のあるイラストを参考にしたいと思って色々と作品を漁って、ブックマークもしているものだから、検索画面が犯罪の香りのするイラストばっかりオススメされてしまって……

　肌色があふれているだけでも、電車の中や、誰かが画面を覗くような場面では開けることができないのに、プラスしてロリ……

　AIに性癖だと思われている誤解が解けるのはいつになるんでしょうね（汗）

　イラストは上手だし、すごいなぁと思うし、それを創作する情熱にも拍手なのですが、そのブックマークの画面を見ると自分でもどうかしているなぁ……と思うわけです。

　そしてそういうイラストを検索していると大人のオモチャ系のレビューもあったりして、この前資料として調べていたこともあって興味本位で覗いてしまう。

　なんでも、エッチな漫画を描いていたら、レポートをしてもらうようにメーカーから提供されるのだとか。

　それを試してみて感想を漫画に仕立てるなんてすごい！

　もっと早くこのレビュー漫画を見ていたら、前に書いたお話がちょっと変わっていたかもしないなぁ。

　前はどんな種類があって、今は見た目が美容家電みたいな感じになっているという事が分かれば十分だったので、それだけで満足して書いてしまったので、細かい事が分かったら、これをキャラクターに持たせたかった！とか出てきたかもしれない。しかも、使わせてしまったかもしれない。使用感の情報が無いと、文章に出来ないし。

　そのレビューはプラットフォームが基本画像だから動画は無いのだけれど、私が知らないだけで、動画サイトでも使用感のレビューなどがあったりするんだろうか……まぁ調べてまでは見ないけれど、漫画であれ動画であれ、それをレビュー出来るという事が本当にすごい……

　私はそこまでは無理だな……

　昔の話も今の話もけっこう結構赤裸々に書いている私でも、タブーな領域があってブレーキがかかるかも。

　でも実際の所はメーカーから提供されてみないと、本当の事は分からないと思うけれど。

　人が知りたいと思っている事や、表現しにくい事を表現できる事に憧れがあるから、そういう方たちを羨ましいという気持ちを持っています。

　何て言うか、前にギャグ漫画やエロ漫画についても書いたけれど、そういう色んな感情のうちの、一部分だけを切り取ったものを表現し続ける人って、ストイックだと思うのです。

　役者さんでもそうだしお笑いの方でも。もちろん水着グラビアやＡＶの役者さんたちも。ストイックだと思う。

　この間テレビを見ていたら世界的に有名なバンドのドラマーでもありピアニストでも作曲家でもある方が、ドラムを演奏するときは殆ど立っている状態になる高さの椅子に座って、魅せる叩き方をすると言っていました。

　私の弟もドラマーなのですが、力強い音も、腕を振りかぶって叩かなくても出せるそうで、どちらかと言うと手元の小さな動きだけでやる方がリズムが狂わなくていいと言っていました。

　魅せる事を意識しない状態で叩くと殆どじっと座っているようなかんじ。

　でもそれを、動きで激しさを表現できるようにわざわざ腕を上げたりしている。

　ドラマーは基本的にはその演奏中だけで良いけれど（メイクしている系のミュージシャンは違うかもしれないけれど）、お笑いやエロに拘束されている状態は長いもんなぁ……と思うわけです。ストイックですよね……

　もともと笑いが好きだったり、ギャグ好きだったり、エロい人だったのかもしれないけれど、仕事になると話が違うというか。

　演技をし続ける事がムリで私も役者を止めたしなぁ。

　ストイックになると、自分亜種の人格を作ってしまいそう。……私は、という話ですよ。私の性格上。

　でもまぁ、そんな事を考えながらも、私の処女作にして最後になるかもしれない、挿入ありのエロ小説はどうにか最後まで書けそうです。

　色んな事を頭に詰め込んで、目を閉じたらエロい場面が浮かび上がって魘されるほど頭でっかちのつぎはぎですが。

　今日なんとなく光明が見えました。

　やっぱり処女喪失を書く事と、知る事の出来ない男性気持ちの移り変わりを書く事が、私にはネックだったみたいですね……辛かった。

　この土日でどうにか、終わらせてしまいたい！（既視感）