8 雀百まで踊り忘れず
こんにちは。
今日はちょっとだけ時間的に余裕が有ります。
やっと、書いていた二次創作を今日完結させたから。
自分が子供の頃に見て来たアニメ映画とか絵本とか、そういうのって深く心に刺さっているんだなぁと、今日は書いていて思いました。
私は青猫狸ロボットの映画は、よく見に連れて行ってもらったのだけれど、どれも心に残っているなぁ。
子供心に、子供用にもかかわらず怖くて。特に予告が怖いんですよね……ストーリーをすっごい煽って来るから。
そういえば、黄色い電気ネズミが主人公の映画の予告の作画を担当されている方にお話をお伺いした事があるのですが、笑い話で「毎回嘘をついてごめんなさい」とおっしゃってました。あんなシーンは本編には無いんですよ、と(笑)
崖みたいなところで、相棒の片方が落ちて名前を叫ぶ……みたいなシーンからの映画タイトル!というやつ(笑)
CМ用に作っているんですよね~。
確かに猫ロボットの映画も予告怖かったもん!
ギガゾンビとか、ジャングルの奥の巨像とか……
映画を見たら、そのシーン、無いんですよね……恐れていたシーンが最終的に無くて、ある意味拍子抜けで帰るんですけどね。
今日はお話を書いていて、当初思っていた終わり方から脱線をしてしまいまして……
本当はオリジナルで作ったキャラクターを未来に返したかったのですが、どうしても返せなくなってしまって、私のトラウマの一つのバギーちゃん……みたいに自爆はしませんでしたが、いなくなってしまうルートで終わらせてしまった……
思い出すだけで泣いてしまう……バギーちゃん……
あ、猫ロボットの海底のお話に出て来る車なんですけどね。
でも当時、物語の細かな流れさえ理解しているかどうか、不安の残る年齢の子に一生突き刺さるお話を作るってすごい仕事ですよね……
大人になってから、なんだったかなぁ……ターゲットが小さい子のアニメを見に行った事があるのですが、みんな同じところで子供たちがドッと笑って、すごいなぁと思ったのを思い出します。クレヨンのやつだったかな。?
その笑いは大人が笑う為じゃなくて、もちろん子供を狙って用意されていて、狙い通りに子供が一斉に笑う。そして、シーーーンとさせた後に、子供に刺さるシリアス展開を持ってくる。
職人芸ですよね……
同年代を相手にしたって、刺さるお話を作るなんて至難の業なのに。プロってすごい。
最近、違うアニメですがルパンの最新作テレビアニメで見てまして……
あの人が監督をするという噂だったので。
私はあの監督にも子供の頃にトラウマを植え付けられていて(汗)
アニメがリメイクされると話題の……鬼の宇宙人女の子のアニメ……の映画。美しい夢のやつ。(外の検索で引っかかりたくないので、色々書かないですが……)
ほんっとうに、子供の頃に見て怖かった。
子供には意味が分からないし、時々挟まれる夏祭りというか盆踊り?のシーンが心に迫って来て恐怖で。
今でもけっこうトラウマです。
それを先日見たルパンの監督回で片鱗を感じてしまって、夜中に一人で、ゾクゾクして泣きそうでした。
雀百まで踊り忘れずと言いますが……そういう刺さるお話……どんな形であれ、作れる才能。羨ましいなぁと。
そして、書いていて不意に「あんな感じのシーンが書きたい」「あんなセリフのテンポが良い」「あんなキャラクターにしたい」と出てくるという事は、自分の人格に馴染んでいるというという事だと思う。
ほんと、インプットって大切ですね。
質の良いものをいっぱい取り入れて、一旦忘れる作業。
私ももっと色々、今のニーズに近いものをいっぱい読んだり見て来たら良かったのだと思うのけれど……どう考えても違うんだよなぁ……とがっかりする。
二次創作にしても、多分私が書くテイストの物って需要が少ないんですよね……
夢見がちじゃないから、オタクの夢が詰まっていなんですよねぇ……自分で書いてい分かる。悲しい。
私はどうしても「アニメオリジナル回があったらこんなお話」みたいな感じを書いてしまうから、そうじゃない感が……
でもまぁそれは仕方がない。私のセンスだ。
タイトルにしても、軽い感じの内容の時は漢字はあまり使わない、とか、重厚……とまでは行かないけれど軽くはない時は画数の多い漢字を使うとか、中身の文章にしても、二次創作なのだから読者はほとんどの人が共通の言語を装備していると仮定して、地の文は少な目で会話文中心。しかも、視覚的に目に飛び込んでくる印象が漢字ばかりで黒くならないように工夫したり、改行したり……しているのだけれど、あんまり読む人は関係ないのかなぁ?
私は結構、ぎゅうぎゅうに詰まってい、漢字ばっかりだと、気合を入れないと読む気が薄れて……
違う分野に手を出すと、感覚が違う事が多くて戸惑ったり、想像もしなかった事に気が付いたりで。
そろそろ、オリジナルに戻ろうかなぁ……
まぁ一応、一晩考えて、まだ書いていないテイストのいいお話を思いついたら。
とどのつまりは、読んでほしいんですよね、ほんと。
言葉が通じる人とこの世で巡り合いたいんです。
だから書き続けている。
わがままなもんですね。
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