第18話~やっぱ銃は最強!!~

「今日も今日とてログインだ!!」


 女神教団との対談により俺は女神教団に入ることになった。自分のファンクラブに自分が入るっておかしな話だけど


 入ったあと、ゲームの攻略でもしようと思ったが、リアルで呼び出しをくらい昨日はあれで終わった。


 そして今日、ついにあれに挑むつもりだ。


「さてと、掲示板情報だとエリアボスの適正レベルは20だったからな。今の俺なら倒せるだろう。」


 そう、俺が挑むのは第二の街に行くために出てくるボスモンスターだ。情報だと、ゴブリンキングだったか?まぁともかく、俺にはカービンやM40もあるから問題なく倒せるだろう。


「じゃあ早速行っちゃいますか。」


 そうして、ボスがいる魔の草原に向かった。


_________




「んと、到着。」


 出発してから約30分、東の草原を全速力で超え、ついに魔の草原に着いた。


「流石、敏捷728。滅茶苦茶速かったな。『悪神魔な乙女』はやっぱぶっ壊れだな。」


 しかも、MPを増やせばさらに増えるので俺にとっては神スキルだ。


「情報によれば、着いたら真っすぐ行けばボスのフィールドが現れるんだったけな。」


 俺はカービンを装備し歩き始めた。



 しばらくすると、ようやくモンスターが出てきた。


「あれがボブリンか。」


 ボブリンが三体。余裕だな。


 ボブリンたちは俺に気づくと走ってこちらに近づいてきた。そして、ボブリンの一匹がこちらにナイフを振りかざしそうとしてきた。


「すまんがこちらは現代武器なんだわ」


 すぐさまカービンを構え二発、ボブリン目掛けて撃つ。


「ゲガッ」


 一匹はHPが無くなりポリゴン化する。もう二匹もこちらを襲おうとするが、同様に銃弾を撃つ。


「人型を撃つのはやっぱ躊躇してしまうな。」


 引き金を引くまですこし躊躇してしまった。慣らしておかないとな。ん?クリクスは良いのかって?あいつはいいんだよ、ガンナーを馬鹿にしたから。


「ボスの前にもう少し狩っておくか」


 ボスもボブリンなので躊躇してしまったらその一瞬が命取りになるからな。


 俺はボブリンを倒すためフィールドを駆け回った。


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