116――サンライズ
いつものバー、いつもの席、彼と私。よく目を合わせていたけど、話しかけたのは今夜が初めて。
「綺麗なオレンジ色ね」
「テキーラ・サンライズ、だよ」
「お酒、好きなの?」
「飲まないと寝れないのさ」
「寝酒は体に悪いわ」
「君がそばにいてくれたら、寝酒はやめられるよ」
恋の日の出が私たちを包んだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます