2017/2/12 願いが叶うとしたら
2017.2.12〈入院生活13日目〉
午後3時頃から午後5時頃まで泣いていた。きっかけは看護師さんの優しい言葉だったのは覚えている。内容は…忘れてしまった。
泣きながら色々なことを考えていた。最初の方は「悲しい」「悔しい」みたいなネガティブな感情で泣いていた…と思う。
頑張って頑張って「死にたい」を見ないフリして生きて、頑張って頑張ってコミュニケーションを取って。
でも周りの「普通」の人はそこに「頑張るエネルギー」を使わず、学業などに使っていて。私と他の人の間でこうして色々な所に差が生まれるんだ…とか考えてた。
あと、頑張り方が違うから治らないのでは?とか、そもそも私は頑張っていないのでは?とか。
後半は、違う風に考えられた。もし私が何の症状もなく中高6年間を進学校で過ごし、どこか一流大学に入学して、卒業して、就職しようとしていたら…
きっと視野が狭くてどこか人をイライラとさせるような人間になっていたのではないだろうか。
今絶対に言えるのは、今の私はつらい苦しい過去ゆえ存在しているということ。学力はついていなくても、人間として大切な力は絶対に得ている。
学力以上に大切な力を得ている私は、これからの人生できっとキラキラできる!…と良いのだが。
もしもの話。もしもどんな願い事でも1つだけ叶うとしたら、何を選ぼうか。ただし、願い事を叶えてくれる個数を増やすのは禁止とする。
きっと入院1日目の私なら「殺してくれ」とか言っていたのではないかと思う。今の私は…きっとそんなことは言わない。
大金でももらっちゃう?Wikipediaに自分の名前のページを作ってもらえるくらい有名になっちゃう?
それとも、自分の考えを色々な人に知ってもらえるように著者になっちゃう?それとも、カリスマブロガー?
どれを選ぶのだろうか?いや、選べないなら選ばなくても良い。なぜなら、もしもの話だから!そして、迷うのなら自分で叶えてしまえば良いから!
人間的に小さかったあの頃の私みたいな人を救える大人に”今は”なりたいと思える。まだまだ人を救うような余裕はないけど…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます