第993話 防犯カメラ
マンションのロビーで天井を見上げるおくさん。
「防犯カメラってさ」
「守ってもらってるんだから、あまり失礼なこと言わないように」
「まさにそこ。あれって犯罪が起きた後に見て証拠とかになるだけで、防犯はしてくれないよね」
「あー。でも『そこにある』って抑止力が」
「覚悟ガンギマリで殺しに来た奴には関係ないじゃん」
「どんなレベルの恨みを買ってる想定なんだ」
「まだ映画泥棒の方が物理的に防犯できるボディしてる」
「あいつがまず犯罪者なんだよなぁ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます