第923話 混ぜもの
「高校の時、バレンタインでさ」
「また夏に冬の話する」
「仲間内でさ、ふざけて『チョコに血ぃ入れた』って言ったらさ」
「ヤンデレの代名詞的なアレね」
「『案外普通のことするんだね』『血で済んだんだ。今年は手抜きだな』『まさか食えるもん入れる良心があったとは』って言われた」
「言いたいことは多々あるけど、とりあえず血を食えるもんカウントしてる人はおかしいね」
「あの『食パン咥えて男子とぶつかるゲーム』で、白米食っててチャリに跳ねられた子(第870話参照)ね」
「やっぱりおかしかったね」
「ああ言われて以来、チョコにいろいろ混ぜる研鑽の日々だったなぁ」
「待て。何故意味深にこちらを横目で見る」
ちなみに白米ちゃん、偏差値メチャクチャ高かったってよ。
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