第328話 色
たまに『もしマイホームを建てたら』っていう話をしたりする。
大体延々とおくさんの要望(妄想とも妄言とも言う)を聞く時間になる。
「家を建てたらね、外壁は黄色と黒で塗装する」
「リ◯インの回し者にでもなるの?」
「黄色と黒は警戒色だから泥棒が寄り付かない」
「そんな自然界の掟が文明人(?)たる泥棒に効くかな」
「確かに。じゃあ赤と青で塗る。警察のサイレン」
「悪いこと言わないから目に優しい外壁にしよう?」
「あい」
そんな対策よりSEC◯Mしよう、って言うと僕が回し者みたいだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます