【本編完結、SS更新中】修学修学旅行で学校イチ可愛い子がスカウトされたら、告白されて遠恋が始まり10年経ちました。コロナで2年逢えなかったから、今夜泊まる⁉︎えっ⁈俺、どうしたらいいの⁈
第43話 彼氏と0÷0ができなくても、前にはすすむ?
第43話 彼氏と0÷0ができなくても、前にはすすむ?
俺たちは、注意深くあたりをみて、柴原をまんなかに、ちょっと離れた駐車場まで、歩いていく。
柴原も明日菜も、黙ってついてきた。いや、この場合、どっちだ?
明日菜を、先頭に歩いてるから、明日菜について行ってる?
駐車場までは,見通しがきいて、脇道は、逆にある。
なら、たぶん、これがいい?
その方が、なんとなくだけど、ふたりを守れる、
ー気になる。
後ろだと、視界に入らないから、俺が襲われたら、どうしようもないから、
ーみんな横に、なるのか?
狭いから、無理だな。
まあ、繁華街に近いから、明るい。
コロナが流行りに流行った時は、このあたりも人が少なかった。
居酒屋や、お洒落なカフェバーが、多かった。
どっちも、コロナ禍に、新入社員になった俺には、関係ない場所。
いや、柴原なら、昼間とかに、行ってるのかなあ?
ーさすがに、女子会までは、俺だって、ついていかないぞ?
、、、たぶん?
なんてことを思いながら、黄色いタントのカギを、リモートで開ける
「まだ、デミオは、もどってないの?」
柴原がきく。
俺はタントの助手席に、明日菜を乗せながら、頷いた。
「ああ、またコロナが流行りだしたし?もうすこしあとかなあ?」
「だよねー。私の実家も、まだ帰省は、遠慮して、ほしいって」
「柴原の家は、特に、そうなるよな?」
「うん。田舎は、まだまだ怖いみたい。クリニックは、あっても、入院できる病院は、少ないから」
「こういう時に、感じるよな。俺たちの住んでた地域の弱さ」
「地域自体は、よわいわけじゃないけど。やっぱり、日本は、少子高齢化だと思うよ?」
もう何十年と、問題になっていた。
ー地域医療の差は、そのまま、コロナを直撃していしまった。
俺たちの大切なあの南九州の片田舎には、まだもうすこし帰られない。
ー福岡ナンバーの車は、さけてほしい。
・・・よく考えたら、おふくろのタントは、南九州の片田舎ナンバーですけど!?
まあ。福岡の場合は、もう、どこの県のナンバー?!だらけだけど。
もうそういう状態だし、福岡って、全体を考えると、九州での役割を、考えると、
ーもうしょうがないよなあ?だって、観光や仕事だけじゃないよ?福岡にあるのは。
もう他県ナンバーは、気にしていない。ただ、緊急事態宣言がでていた時に、
ー他県ナンバーだけど、地元です。
って張り紙をしている車がいて、みんなは、どうとるのかな?
って、柴原と話していた。
時代の流れってはやいし、最近はサル痘も、話題になっているけど。
もっと怖い天然痘は、まだ、サンプルがWHOによると、きちんと保管されている。
まあ、WHOは、WHOなんだろう。
だって、
whoだし?
Who are you?
をさがして、研究していくんだろ?
いつだって、未知の病に、
Who are you?
だよなあ。
サンプルを残してある。天然痘に比べると、サル痘は・・・・。
そうして、天然痘に羅漢して、発疹チフスにも打ち勝ち、兄に導かれて、名を残した女性天文学者がいる。
病気になって、発達がおくれて、結婚をあきらめ、家族からも家政婦のように扱われる妹に、異国に行っていた兄がてをさしのべた。
自分の助手として、記録をまかせ、手作りの天体望遠鏡をわたして、
ー彼女は天文学者として名をはせた。
天然痘にだって、発疹チフスにだって,負けなかった。
ーとても長生きしたんだ。
あのハーシェル兄妹には、世界はどうみえたんだろう?
いまの世界は、どうとらえて行くんだろう。
俺にわかったのは、天然痘もウィルス。
そして、ウィルスは、おおきく2種類に、わけられるけど、
天然痘ウィルスとコロナウイルスは、別々のグループになる。
なるけどー。
・・・・理由は、わかるけど、そうなるのかなあ。
なぞに医療従事者の家族が、子供が被害にあった国だぞ?
きっとその単語しかみてこないぞ?背景やすべてを理解せず、
ーまた、いろんなデマが流行るのかなあ。
ってうんざりしているけど。まあ、まだ少し先だし、早く法律を改正していこうよ?
現場に、足をきちんといれても、
ー現場のトップの声しか、きかないなら、声は、とどかないんだろうな。
まあ、俺じゃなく、そのうち、どっかのえらい人が、答えをだしてくれるんだろう。
0÷0=0、そうただをこねる俺を、納得させていった、柴原みたいに。
・・・いまだに、納得は、していないけど。
ーほら、明日菜に、追いつきたいなら、考えて立ち止まることも、たしかなに、大切だけど、ちゃんと、前に進むことも大切だよ?
なんでだよ?考えながら、歩くなんか、歩きスマホだろ?危ないじゃないか。
って、おもって、ああ、そっか。って納得した。
柴原はあの時に、前にすすむ。そう言ったけど。
ー自力で、とは、いわなくて、
ナンバー変更って、わりと手続きが面倒くさいんだ。
はやくナンバーを、変更すればいいとおもうかもだけど、費用はそうでもないけど、手続きがわりと、めんどくさい。
しかも運輸支局は、土日祝日は、ダメだから、平日だけになっていく。
一時的に、こっちに、きていても、おかしくない。
いろいろなバックグランドを考えて、俺と柴原は、ため息をついたんだ。
ーへんな世の中だって、思って、なんでわざわざ書くんだろう。
これこそ、アレじゃない?
雉も鳴かないなら、撃たれない。
人によっては、よけいに悪意をいだいてしまう可能性だって、あるのに。
声なんか、あげなきゃ、いいのに。
視覚に、はいらにきゃ、いいのに。
そうしたら、また、立ち止まってさ?
ーもう0÷0=0を、できなくなるんだ。
だって、その時、俺たちの会話は、バスと電車を、のり次いでいたから。
ーまえに、進んでいた。
まあ,デミオをまじめに考えないといけないよなあ。
タントなしだと、お袋も不便だし?
はやめに、なんか策を、うたないと、まずいよなあ。
ーまあ、もう策は、うっているかあ。あとはタイミングだと、思うけど。
コロナって、いつまで続いて、いったい、どっからが、
ーwithコロナ????
いまは、もう言葉が、違うのかなあ?
俺には、よくわからない英日単語。
なんでいちいち、
英語にwithした⁈
ーたぶん、そこは、考えなくていい。
0÷0と同じだろけと、いまだに暗記カードに0÷0がないのに、納得がいかないけど。
ー理由も、わかるけど!
ただ、納得が、いかない。
けど、前に、進んでる。
ーバスと電車。
俺が歩かなくても、たまに回り道しながらも、
ー進んでる、
俺は、歩いてもない。立ち止まってもない。
ー座ってる。
だから、時間は、すすんてる。
あの時、柴原と俺たちの論争は、なぜか日本語のラブコメになった。
ジャンル分けに、なって、
ヒロインは、容姿端麗。
髪は、多種多様の色がある。
そして、陰キャラがハイスペック。
名何よりも、
日米で、
ースタイルはある程度同じ基準。
って、結論付けた。
なんてことを運転しながら、考えてー。
ーデミオどうしよう?って思ってた。
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