赤い糸、さようなら
小指の赤は運命の赤
左手の薬指は一生のプラチナ
時を刻む時計は左手首に
いつでも持っている鞄は革に
当たり障りのない格好をして
影口を叩かれるようなことをしない
割と普通、少し高嶺
まあ、どうでもいいや
確実に言えることは
背中を見送っているということ
赤い糸ではなかったということ
普通は普通でいいながら
頭の中では上であるし
行動も一番を心がけて
イイフリしてる
アクセサリーも
「もってたら出来る人」ぽくした
模造品、ハリボテ、切り売り
そんなのが好かれる訳がない
特に勘が鋭い人は適切な距離を保ってくれる
今回は、今回だけは違った気がしたのに
赤い糸は切れました
さようなら、勘違い
こんにちは、惨めなワタシ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます