邪馬台国物語

登場人物紹介

　　　　　邪馬台国。

　卑弥呼　　　　　＜卑弥呼＞、邪馬台国の女王にして神託を受ける巫女。姫巫女（ひめみこ）。

　マキヒコ　　　　　＜巻彦＞、ヒミコの弟。司台国（したいこく）として邪馬台国のすべてを統治する。

　イヨ　　　　　＜壱与＞、修練場（しゅうれんじょう）にて御力（みぢから）の鍛錬を受ける少女。

　リフア　　　　　＜理布亜＞、マキヒコの妻。司台国婦人（したいこくふじん）。北兎国の国主ウルド（卯留都）の娘。北兎国の姫君。

　ビレア　　　　　＜微麗亜＞、姫巫女の侍従女長。

　スルア　　　　　＜素留亜＞、修練場の御力（みぢから）の指導女士。イヨを指導

する。

　 トゥア 　　　　＜砥雨充＞、御子。盲目。御力の修行中。

　ムノベ　　　　　　　＜務伸瓶＞、御子。精神薄弱。御力の修行中。

　サムリ　　　　　＜去無吏＞、御子。脳性麻痺。御力の修行中。

　イエア　　　　　　　＜異栄挙＞、御子。てんかん持ち。御力の修行中。　

　コムト　　　　　　　＜胡武摂＞、御子。聾唖。御力の修行中。

　ハルト　　　　　＜遥人＞、マキヒコの部下。台国補（たいこくほ）。

　ガラム　　　　　＜牙来武＞、邪馬台国の大将軍。邪馬台国の軍事をすべて担う。大戦頭（おおいくさがしら）。

　ランナ　　　　　＜蘭那＞、ガラムの息子。戦頭（いくさがしら）。

　鄭征（ていせい）　　　　　北の海の向こうからやってきた中国人。

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　　　　　狗奴国。　　　　

　スサム　　　　　＜須佐武＞、狗奴国の国主（くにぬし）。数年前に狗奴国の前の国主バルナ（羽瑠那）から地位を簒奪する。

　イスキ　　　　　＜以須幾＞、スサムの息子。狗奴国の国太子。

　カルム　　　　　＜夏昼向＞、狗奴国の普通の民衆の子。犬飼いの子。

　ヴァルナ　　　　　＜羽瑠那＞、狗奴国の前（さき）の国主（くにぬし）。奢侈（しゃし）酒色（しゅしょく）にふける。

　アドア　　　　　＜亜土亜＞、イスキの乳母子。

　マルヌ　　　　　＜間留沼＞、邪馬台国の＜被後見人＞。事実上の邪馬台国に差し出された＜人質＞。スサムの甥。イスキの従兄弟。

　ドネア　　　　　＜殿音会＞、通称＜熊御前＞。狗奴国の女戦士。

　タカム　　　　　＜鷹務＞、通称＜黒の兄弟＞。狗奴国の戦士。

　ヒカム　　　　　＜比可務＞、通称＜黒の兄弟＞。狗奴国の戦士。

　ロッタ　　　　　＜六汰＞、通称＜鋼（はがね）＞。狗奴国の戦士。

　クロノ　　　　　＜来呂野＞、スサムの家令。

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　　　　北兎国。

　ウルド　　　　　＜卯留都＞、北兎国の国主。マキヒコの義理の父。リフアの父親。

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　　　可奴国。

　トウゴ　　　　　　＜東芋後＞、可奴国の国主。

　ヴァサム　　　　　＜武先務＞、邪馬台国の＜被後見人＞。邪馬台国に差し出された＜人質＞。