手紙〖逃避的迷子の日常〗

1月4日。

親愛なる君へ。

こんばんは。

突然ですが、私は約束が苦手です。

それは約束を守るのが嫌というのではなく、｢もし守れなかったらどうしよう｣という一種の強迫観念にも近い不安からくるものです。

だから、｢ずっと｣とか｢絶対｣とかも怖い。

いつからそんな風になってしまったのでしょうか。大切なことを守れなかったあの日からかもしれません。

元々は｢約束｣=｢安心｣だったのに、｢約束｣は｢緊張｣に結びついてしまいました。

｢ばいばい｣｢また明日ね｣

そんな些細な口約束すらも｢でも、もし明日……｣が過ぎってしまう。

とはいえ、私の方も約束を破られてきた経験は何度もあります。

その時に感じるのは｢ガッカリ｣……そして少しの｢安心｣でした。相手にとっての私の存在の軽さにショックはすごく受けるのだけれど、そこにはほんの少し安心が混ざるのです。

それだけ私自身が軽薄ということなのでしょう。

そして、すべては結局のところ自分に還ってくる。

あ、何だか暗い話になってしまいましたね。

話題を変えて。

君は今日どんな1日を過ごしていましたか？

ゆるく優しい時間になりましたか？

私は栗きんとんの様な色のポンポンを丸くしながら、ベルベットアンダーグラウンドの｢殺人ミステリー｣という曲をリピートしていました。(最初は昨日書いたプレイリストを聴いていたのですが)

禅のような感覚になる作業と｢殺人ミステリー｣の組み合わせは相性ピッタリ。

ただ何となくすごーく危ない感じのするものでした。オススメはしません。

その後は夕飯を作り、平日に戻った感じの夜となりました。

明日は少し早起きの日。

1人おしゃべりも再開になりそうです。

日常が戻ってくるー！！

明日も

ゆるく優しく楽しい1日に

なりますように。

おやすみなさい。