第22話 EXトレーニング

このやりとりを太古の魔女

【ラストウィッチ】『ジャンヌダルク』


魔女狩りの

火被りからの転生者が


水晶で眺めてる

魔術師としては必要のない行為だが

聖職者のMP《マジックポイント》管理

は大事だ!


というかこれは度を越して

キチガイじみている!


ヒールのレベルを極限まで絞るだけではなく

自分自身の魔力さえ自力で落として

管理しろなど


聖職者でもできる

【存在20人に満たない】のでは?


あの呪いのアイテムつけられた時点で

魔術師や聖職者は本来なら

死を意味する!


容赦がないにも程がある

本気であの子を潰すつもりか?


☆☆☆


その数少ない20人の一人に入る

スフィア、教皇の側近だけはある

実力を身につけている!


あまりにも哀れで

放置せず手本まで見せてやる!


アリステラ一度だけ教えます!

聖職者には神からの【ギフト】があります

回復させる対象のHPや状態を見る

すべが元々備わってます!


手をかざしてよく見れば見えるはず!

【ネズミ】

HP 5/10

生まれつきの病気 治癒不可


HPと状態

状態回復は元々の状態に戻すので

生まれつきのものには回復不可能


貴方が使ったのは

基本のヒール 

ヒールの出力にしてレベル5

約100近い回復量が自分に跳ね返りました!


出力を極限まで落として

ヒールlv1以下に0.5 0.2 0.1まで絞れれば

ネズミにかけたオーバーブーストでも

痛みを感じる程度で済むでしょう


別の方法は魔力を自分で封じ込めて

能力を落として制限する!


当面は一桁の回復のヒール

最終的には【狙った数値のヒール】

これができれば卒業です!


まぁこんなことできるのは

一握りの存在だが・・・



☆☆☆

アリステラにとって幸運だったのは

ネズミが癒しの存在になったこと

何度も噛みつかれたが

最後はネズミも根負けしたようだ!


私の最低限の食事さえ分け与えている!


訓練は洒落にならないダメージを受け続け

ネズミの回復【ブーストーダメージ】

その後の自分のダメージを回復


100回目で精神的に心が折れた頃


ネズミの回復のブーストはするが

自分の回復ではブーストしない

自分のHP【器の水が漏れない】管理を

早くもマスター


当のスフィアですら驚かせた!

私がいなくても死ぬことはないだろう!


だが入り口を潜ったに過ぎない!

更なるノルマのが課される事になる


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