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目次
針千本の罪悪感を呑む
僕は罪悪館の門番 休日二日の夜勤務
酒なし ダンスなし 音楽なし
シラフでお話 ナイトクラブ
平日疲れ お仕事お疲れ お客様を癒します
僕はそんな洋館のそんな門番
お客様っ！ ああっ！ 困りますっ！
当館の会員証って持ってます？ 一元さんはお断り
当館の会員証って持ってます？ 回れ右してお帰りを
通行許可などできません！
皆々様 どうか会員証のご提示を
罪悪館はスッカラカン
僕は仕事ができません！
プレミアムな会員証 門番の僕も持ってない
罪悪館の門を潜る人よ 門徒は指切り守らず仕舞い
今でもずうっと 針千本の罪悪感を呑む
指切り拳万 悲しい嘘をついたから
昔々 話相手の心 傷つけたから
針千本の罪悪感 苛まれるあなた
どうかあなたに幸あれ
当館の会員証って知ってます？ 一元さんはお断り
当館の会員証って知ってます？ 回れ右してお帰りを
通行許可なぞできません！
皆々様 どうぞ会員証のご提示を
僕はクビになりそうです！
罪悪館の門を跨ぐ人よ 門徒は指切り守れず仕舞い
指切り拳万 優しい嘘を吐いたから
今も今も 自分相手に心 傷つけながら
針千本の罪悪感 蝕まれるあなた
どうぞあなたに幸あれ
僕は当夜 針千本の罪悪感を呑む
プレミアムな会員証を呑み込み 罪悪館の門を叩こう
シラフでお話 聞かせてほしいの
あなたのお話 聞いてみたいの
だから どうか どうか どうか どうか そこで
今も 今も 今も 今も ここで
どうせ僕には理解できっこないって
泣き笑いを零さないでいて
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