385_スマホ依存症から脱却するにはスマホを使え #スマホ #時間
「インド生まれの宗教家ジッドゥ・クリシュナムルティは『執着のあるところに愛はなく、依存があるところには恐怖がある』と言いました。執着と愛は傍目からは似ていますが、中身は全然違いますよね」
「やっほー、人生に役立つ知識を伝える世界一の美女サクラです! 今回は『スマホ依存症から脱却するにはスマホを使え』です」
「では、よろしくお願いします」
「スマホというのは本当に便利ですよね。誰かと連絡を取るのは当たり前ですし、動画やSNSを見るのも朝飯前、仕事だってできてしまいます」
「そんな便利なスマホですが、読者様は一日にどれくらい使用していますか?」
「え? 『たくさん使ってる』ですか。無意識にスマホに手を伸ばすようなら、それはスマホ依存症かもしれませんよ」
「ですが、安心してください。今回はスマホ依存症を抜け出すヒントを持ってきました」
「え? 『どうせ、面倒なことをしないといけないんだろ』ですか。いいえ、そんなものは必要ありません」
「スマホを使って、スマホ依存症を抜け出すことができるのです。ですので、腰の重い読者様も大丈夫です」
「読者様、今回のお話を聞いて、スマホとの適切な距離感を保ってくださいね」
「参考文献はアメリカのサンディエゴ州立大学の研究となります」
「研究者は、18歳から29歳のスマホをよく使っている世代から469人集めました」
「参加者のうち、約半数にスマホのセルフモニタリングアプリをインストールしてもらいました」
「アプリを使うと、スマホの使用時間、各アプリの使用時間をチェックできます」
「他にも、アプリの使用時間を制限する機能や目標を設定できる機能も搭載されていました」
「アプリを3週間ほど使ってもらい、参加者にどのような変化が出たのか調べたのです」
「要するに、スマホの使用状況を視覚化したら、どうなるの? ってのを調べたのです」
「さて読者様、スマホの使用状況を知ることにどれくらいの意味があると思いますか?」
「使用時間を知った所で何も変わらないと思いますか?」
「それとも、使用時間を知るだけで、自然とスマホの使用時間が減ると思いますか?」
「知ることには、どれくらいの意味があるのでしょうか?」
「セルフモニタリングアプリを3週間使った参加者はーー」
「生産性と満足度がアップしていました!」
「スマホの使用時間を知ることで、仕事や勉強の効率がアップしていました」
「それに、スマホそのものに対する満足もアップしていました」
「スマホ様々です」
「スマホの使用状況を知るだけで、人生の効率がアップするのです。読者様も今からスマホの使用状況を確認しましょう」
「今のスマホなら、標準でスクリーンタイムを知れる機能が搭載されている場合が多いです」
「それに、スマホの使用時間のチェックはスマホ依存症から抜け出す可能性も秘めています」
「アプリをインストールした参加者は、スマホに対する向き合い方が変化したことで、無駄なスマホの使用が減りました」
「参加者のスマホの過剰な使用が減って、必要以上にスマホに触らなくなりました」
「スマホをより生産的に使用していたのです」
「スマホの使用状況を知るだけで、スマホ依存症にならなくなるのです」
「読者様は人生をスマホに支配されないでください。道具は使うものであって、使われるものではありません。ゆめゆめ忘れないでください」
「ただですね、今回の実験はスマホをよく使っている人が対象です。スマホ依存症と診断された人を対象にしたわけではありません」
「既に診断済みの人にも有効かどうかはわかりません。ですが、よくスマホを使っている人がスマホの使用時間を知ることで、スマホ依存症にならなくなる効果は期待できます」
「暇があればついついスマホに手を伸ばしてしまう読者様は、今のうちに対策を始めましょう。依存症になってからでは遅いですよ」
「やはり知るということは大切です」
「何事も知らなければ始まりません」
「スマホの使用状況を知ることで、『無駄にスマホを触っている』や『ゲームに時間を使いすぎた』など意識することができます」
「そのため、自然とスマホを効率的に使うようになったり、スマホを触る時間が減ったのだと思います」
「読者様、0と1の違いは、とてつもなく大きいです」
「無駄なことをしている自覚がある人は無駄なことを減らそうと動きます」
「しかし、無駄なことをしている自覚がない人は、いつまでたっても無駄なことを続けます。それは人生の無駄遣いでしかありません」
「読者様、人生は有限です。いずれ終わりが訪れます」
「人生を濃密にするためには無駄を省く必要があります。年を取ってから後悔しても遅いのです。今から始めないと、大きな差になります」
「人生をよくするには、まず知ることから始めましょう」
「記録をつけて、記録を確認する。ただ、それだけです」
「ということで、今回のまとめです」
「若者を469人集めて、スマホにセルフモニタリングアプリをインストールしてもらったよ」
「すると、自分のスマホの使用状況を確認した参加者は、効率的にスマホを使えるようになったり、スマホに感謝するようになったよ」
「スマホを無駄に使わなくなって、スマホの使用がいい感じに落ち着いたよ」
「読者様もスマホときちんと向き合うために、スマホをどれくらい使っているか知ろうね」
「以前にも”228_体重を記録するだけで、太らなくなる”で紹介したように、記録をつけること、記録を確認することは大事だと述べています」
「知るだけで意識は変わります」
「読者様は記録をつける癖と記録を確認する癖をつけましょう。それが人生を濃密にする第一歩です」
「ということで、今回は『スマホ依存症から脱却するにはスマホを使え』でした。人生の潤いになれば嬉しいです」
「ありがとうございました。高評価、コメント、お願いします」
「読者様のリクエストも受け付けてます!」
「次回の『年収が自然と高くなる家庭環境』で、会いましょう!」
「いずれ、知識を網羅する。バイバイ」
参考文献
Screen Time and Productivity: An Extension of Goal-setting Theory to Explain Optimum Smartphone Use
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