079_【印象激変】モテるかもしれない男女の自撮りの違い #恋愛 #人間関係 #印象

「かのスティーブン・R・コヴィーは、『自分の生活の中心に置くものが何であれ、それは自分の安定性、方向性、知恵、ならびに力の根源になる』と言いました」


「やっほー、読者様のプラスになる知識を提供する世界一の美女サクラです! 今回は『モテるかもしれない男女の自撮りの違い』のお話をしたいと思います」


「では、よろしくお願いします」


「読者様は写真を撮りますか?」


「最近はスマホの性能が向上して、素人でも綺麗な写真が撮れるようになりました。旅行に行けば風景を撮り、食事に行けば料理を撮ることでしょう」


「そんな写真の中でも、自分自身を撮る、いわゆる自撮りはしますか?」


「毎日撮ってはSNSにアップする人もいるでしょうし、自分の写真を撮って何が楽しいの、という人もいるでしょう」


「今回はですね、男女の自撮りの違いについてお話ししたいと思います」


「自撮りを研究したのはフロリダ州立大学です。マッチングアプリとビジネス特化型のSNSから様々な自撮り写真を集めて、分析しました」


「ビジネス特化型のSNSとは、有望な人材の採用や、転職のための情報発信、見込み客を探し出したり、人脈を広げるためのSNSです」


「読者様はどのようにして自撮りしますか? 上からですか、下からですか、全身を写しますか」


「分析の結果、それぞれ傾向が確認されました」


「女性の場合、マッチングアプリだろうと、ビジネスSNSでも傾向は同じでした。それは、上から見下ろす角度で撮っていました」


「確かに、女性の自撮り写真は上からの角度が多いですよね」


「一方で男性は、マッチングアプリの自撮りでは特に傾向は見られませんでした。ですが、ビジネスSNSでは、下から見上げる角度の自撮りが多かったそうです」


「いやはや面白い結果です。男女で真逆の自撮りをしていたのです。男女で違いが出るのは当然としても、驚きの結果ですね」


「研究者は評価されるのが、同姓なのか、異性なのかで自撮りの角度が変わるか確認したいと思いました」


「なので、大学生250人にカメラを渡して、自撮りした写真を男性か女性かが評価する、と伝えた上で自撮りをしてもらいました」


「するとですね、またしても興味深い傾向が確認されました」


「女性は男性が写真を評価すると聞いた場合、上からの角度で自撮りする傾向がありました」


「男性は男性が写真を評価すると聞いた場合、下からの角度で自撮りする傾向がありました」


「一度目の実験の傾向と同じですね。評価する相手を聞いても、傾向は同じなんですね」


「全体の傾向として、男性はビジネスでは下からの角度で撮り、異性にアタックする場合は正面から撮る」


「女性は男性にアピールする場合は、上からの角度で撮ります。一方で同姓に向けて撮る場合は、正面から撮るそうです」


「男女の違いの出る結果となりましたね」


「なぜ、このような自撮りの違いが出るのか調べるために、研究者はさらに実験します」


「三つ目の実験では、角度の違いによって、印象が変わるのか調べました。様々な角度から自撮りをした写真を見せて、年齢や魅力を判定してもらいました」


「どう思いますか? 同じ人物でも角度が違ったら、どれくらい印象が変わると思いますか?」


「同じ人物なんだから、角度くらいで印象は変わらない、と思いますか?」


「実験の結果、上からの角度の自撮りは若くて細く見える傾向がありました」


「なるほど、です。とはいえ、女性の読者様なら、既にご承知のことと思います。理屈は分からなくても、上からの角度が若く見えることを知っています」


「女性は若い方が有利ですからね。自ずと上からの角度の自撮りが多くなるのでしょう」


「実験でも女性の場合、平均して2歳若く見られていました。さらに魅力も高く評価されていました」


「男性の読者様、気を付けてください。女性が上から自撮りしていたら、読者様が思っている年齢より高いかもしれません」


「写真の印象と実際に出会った時の印象が異なる一因です。写真の加工だけが問題ではないのですよ」


「弱点もあります。若く見えるのはいいのですが、幼くも見られてしまいます。童顔な人が上から撮るとさらに幼く見えます。頼りない印象を与えてしまいます」


「童顔の人は気を付けましょう。ただ、庇護欲を刺激したいなら、別ですが……」


「正面からの角度の自撮りは、優しい印象、協力的な印象を与えていました」


「強面の人が正面から撮ると、印象が柔らかくなりそうです。笑顔を浮かべると very good です」


「そして、下からの角度の自撮りは男らしい印象を与える一方で、支配的とも捉えられました」


「身長と顎が強調されて、支配的に見えるとかなんとか」


「下からの自撮りが多い人は、Sっ気が強いかもしれません。気をつけてください」


「角度によって、これほど違いが出るのですね。仕事でも出会いでも、自分の印象を伝える際には活用してください」


「ただ、男性の読者様もう一点気を付けなければなりません。男性の自撮りはどの角度から撮っても魅力は変わりませんでした」


「印象は変わっても、魅力は変わらないのです。男性の読者様、魅力を上げたければ、自己投資しかありません。頑張って!」


「それでは今回のまとめです。自撮りについて研究したら、男性は正面から撮るか下から撮る傾向があるぞ」


「女性は上からの角度で撮ると魅力的に見えて、若く見えるぞ」


「自撮りの角度で印象が変わることも判明したぞ」


「上から撮ると、若くて細く見えるぞ」


「正面から撮ると、優しくて協力的に見えるぞ」


「下から撮ると、男らしく見えるぞ」


「是非、読者様はこれらのデータを活用して、相手に間違った印象を持たれないようにしましょう」


「間違った印象を与えては、出会うのも出会えなくなります。それに、実際に会って、印象が違えばプラスに転ぶか、マイナスに転ぶかわかりません。賭けに出るのは時間の無駄です」


「最初からいい印象を与えましょう」


「印象は与えるだけでなく、受け取ることもあります。読者様も自撮り写真の印象と実際に会った際の印象が違った経験もあるでしょう」


「そんな違いを生まないためにも、自撮りの印象を覚えておいてください」


「現代の結婚の3分の1はオンラインの出会いがきっかけです。読者様も自撮りとは無縁ではありませんよ」


「正しい印象の伝え方を覚えましょう」


「ということで、今回は『モテるかもしれない男女の自撮りの違い』のお話でした。読者様の参考になれば、私はとても嬉しいです」


「最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございます。高評価や応援コメントはどんどんお願いします。質問やリクエストも待ってまーす」


「それでは、次回の『最短で理想のボディになる最高効率の筋トレ量』で、またお会いしましょう。バイバーイ」



参考文献

Relative Physical Position as an Impression-Management Strategy: Sex Differences in Its Use and Implications

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