九月十七日

「このまま一日くらい放っておいても平気なんだけど」

 灰色のネズミがどうしてもと言うから、私は仕方なく線を繋ぐ。星の形ができあがると、彼は何度もうなずいた。

「これで大丈夫」

 本当に? とは聞かずに、私は星を壁に貼った。

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