第40話 体力測定② 大阪 東京 北海道


「ちゅーわけでこん中の誰が一位か競争や! 一位三ポイント、二位二ポイント、三位三ポイントやで!」

「ノリいーなーお前……っで、北海道はどうするんだよ?」

「俺も構わんぞ」

 北海道も頷くのを確認してから大阪はさらにテンションを上げて叫ぶ。

「うっしゃー、一位はわいのもんやー!!」

 っと言いつつ腹の中では、

(これで東京を負かして一生ネタにしたる)

 などと考えていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る