第4話 動画の人影

 夏の早朝である。

 アキラとヒロコは、アキラの自宅で撮影してきた動画の確認をしている。

 二人は何か撮影していないかドキドキはしているようだ。

「これって、山の中の心霊スポットだから、あんまり周りが見えないよね」

 ヒロコがそう言って、アキラはあることを見つける。

「あれ? これって、人影?」

「そうだよね? あれ、これっておかしいけど?」

 動画は一時停止している。

 それなのに、人影だけが生々しく動いている。

 二人はギョッとする。

 急いでパソコンを閉じたアキラ。

 二人は、しばらく動けなかった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る