Episode.7



        「ノン先輩、お疲れ様でーす^^」


         「お疲れさまぁ^^」



     カラカラカラカラ…



  カラカラ…

    「・・・」




ひょい



ドサッ!




「よいっしょ」



すとん


「…ふぅ」



「あ、片岡さん『偶然』だね^^」


「…『偶然』だね」



 「またファンから逃走?」


「ふふ 笑」


「好きでこの顔になったわけじゃないから 笑」


「ドロボー追いかける警察並みに来んだもん」



 「それだけ女の子のハートを奪ってるんだね」


 「通報しようかしら…」


「それはかんべん!」



 「はい、帽子」

「お!助かるぅ」


 「「お!助かるぅ」って、

 持ってきてって言ったのそっちだし」


「じゃあ」

「またウチまでかくまってくだせぇ~」



 「…あと」


「ん?」

 「自転車にステップもつけたから」


「お!さすがぁ^^」

「これで早く逃げられる!」


「んじゃ俺こぐから片岡さん後ろね」


 「うん」




「乗った?」

 「うん、乗った」


「危ないから肩つかまってて」


 「…うん」


「んじゃレッツゴー!」









 シャーー



「フゥーー!」

 「ふふ^^」







「!」


キキィーッ  



      にゃ~ぉ



「あぶね…」


 「大丈夫?」

「うん」


「気をつけて渡れよぉ~」

                   にゃ~ぉ

 「ふふ 笑」









キィ~

「到着~」


「片岡さん、ありがとう^^」


       「明日またよろしく頼んまーす!」


 「うん」


           「あ、そだ」


            「はい」

         ひょい



きゃっち

        「またそれ借りるね^^」


 「うん」


          「じゃぁね、気をつけてね!」


 「じゃあね」













 シャーー


「フゥーー♪」




「ふふ^^」

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