第18話名古屋市職員採用試験

僕は仕事を探していた。するとある考えが浮かんだ。障がい者枠で一般企業で働くなら、公務員も障がい者枠があったのではなかろうか?と。

調べてみた。名古屋市職員採用試験の中に障がい者枠があった。

しかも、僕の年齢でも受験出来る。

一般教養の試験を読んでみたが、解けない事はない。

ならば、明日、MARUZENへ行き過去問買い、ひたすら勉強しようと考えている。

やる気になったら、人には負けない。


25年ぶりに公務員試験を受けようではないか!

公務員試験は大学受験とは違い、一般教養がモノを言う。

下剤でトイレに籠りながら、決心した。僕の今年の目標は公務員試験合格である。

だが、倍率を見ると18倍もある。

奇跡を信じよう。

僕の人生の暗闇に一筋の光が見えてきた。勉強時間を確保する為に、パートを探そう。

大丈夫だ。落ち着くんだ。大学合格したじゃないか!

あの頃のように、ラジオを聴きながら勉強しよう。

名古屋市職員採用試験は、強敵だ!

だが、越えられない壁ではない。

今年が人生の正念場である。

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