第66話 私がなぜこの話をするのか?


この話をする意味は、解りますか?



あなたには、関係ないかもしれませんが、多くの魂は、転生したのです。




現代の日本に。



現代の日本に、転生しました。




多くの日本人、その中でもYAPDNAを持つ日本人に転生したのです。




当然、記憶を消された状態で、転生しています。



なので、そう言われても、チンプンカンプンでしょう。




けども、私たちタルタリアの魂は、過去に起きたことを、忘れていません。




そう、忘れていないのです。




タルタリアが滅亡していた時、私はまだ、青春を謳歌していた時です。



さあ、これからと言う時に、タルタリアと共に死んでいったのです。




残念です。



せっかく、これからだったのに・・・




多くのタルタリア人は、そうだったと思います。



私と同じ感情だったでしょう。




それと、今回のこの話と、何が結びつくか?




あなたは、解りますか?



今まさに、同じことが起きているからです。




同じです。



私たちは、滅亡するその瞬間まで、普通の生活を送っていました。




そうです、普通に暮らしていました。



いつもと変わらず・・・




一瞬だったのです。




だから死ぬまで、何も知らなかったのです。




今と同じです。



多くの人間は、普段と変わらず生活をしていますが、同じことが起きようとしています。




今回は、一瞬で死ぬのではなく、一人一人が各個人で知らない間に、ゆっくりと死んでいくように設計されています。




そうです、殺されているんです。




あまりにも、ゆっくりで誰もそれに気づきません。




だから・・・ 同じなんです。





大多数の人間が死ぬように計画され、実行されているからです。

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