第53話 人間と言う罠


自分たちが何者であるかを、知らずに生きている人間達、知っていれば、世界は、変わるでしょう。



自分たちが、この世界を創り上げていることを、気が付かず、逆に、創っている世界に慌てふためき、受け身で行動しているからです。




そう、自分で創造した世界に驚いて、悪いことが起きると、悪魔がいて、やったんだと。



いいことがあると、神様がいて、やってくれたんだという発想をして、自分たちが、物事を創造していることを、知らないどころか、人のせいにしている。



物事が、起きる。



そして、いいこと、悪いことに、分類する。




それから、自分たちは、起きていることに感謝する場合もあるし、憎悪する場合もある。




判断基準は、自分にメリットがあるかが、判断基準なのです。




そう、メリットがあれば、ありがとうございますと言うし、悪いことで、デメリットであれば、悪魔を、憎悪する。




いったい、その判断基準は、どこから来たのか?



メリット、デメリット・・・



あなたは、どう考えますか?



面白いでしょう?



これが、あなたたち人間の、思考法です。




しかも、全てにおいて受け身の行動です。




この行動が、いい時も、あったかもしれませんが、今後の世界では、難しくなるでしょう。



ゲームの世界では、起きている現象に反応すればいいかもしれませんが、三次元の世界で、もし、あなたが、やりたいことを、ただ待っているだけだとしたら、ゲームに勝てますか?




そう、例えば、ポーカーで、配られたカードだけで、勝負しますか?



あなたは、チャレンジするでしょう。



勝つために、そう、ゲームであれば、何らかのアクションをしなければ、勝てないことがわかっているはずです。



失敗しても、ゲームだから、デメリットは、ありません。




だから、あなたは、勝つためにチャレンジします。



けども、それが、いざ自分が、自分の人生に対するとなると、話は、別になるのです。



だって、不利益を、講じるかもしれません。




なので、臆病になり、現状維持がベストと考え、チャレンジをしなくなるのです。




そう、自分の人生に対しては、チャレンジできずに、ただ待ちの姿勢を取るのです。



面白いですよ!



ゲームの時は、勝つために、行動しますが、人生になると、チャレンジできず、行動しない。




しかも、決断を下すときは、大勢の人の意見に合わせようとします。



だって、勝つ可能性が、高くなるから、自分の意見が、逆にもかかわらず、勝つ可能性が、高い側に付く、そうではないでしょうか?




そりゃ、不利益を受けたくないという気持ちは、よくわかりますが・・・



じゃあ、あなたは、何がしたいのでしょう?




自分の人生は、メリットがある側だけに興味を持つのですか?



なんのために?




こういう視点で、物事を考えたことが無いと思います。



その理由は、何か?



どこからきているのか?



あなたは、知っていますか?



人間の弱点からきています。



それは、肉体を、維持しなければならないと言うとこからきているのです。



そうなのです。



あなたは、無意識に肉体を、かばっています。



そうですよ、よー-く考えてみてください。



あなたの希望、欲する物の基準は、なんでしょうか?



大きな家、大きな車、居心地の良い服、見栄えの良い・・・



なぜ、大きい家が、良いのか?



体が、リラックスするために、広い家がいい、体の見栄えが良いように、いい服着たい、体に良いものを食べたい、体の疲れが取れるように、大きいベッドで寝たい、体が・・・



こんな感じです。



そうではないでしょうか?



体が、疲れないように、飛行機は、ファーストクラスが良いとかね。



そうです、体を維持したいからきているのです。




三次元は、体が必要です。



高次元は、魂の世界です。



三次元では、肉体を大事にしないと、肉体が、壊れます。




そう、全ては、ここからきているのです。



それプラス、見栄とかもあるけどね!



じゃあ、なぜ、体がある三次元を体験しているか?



それは、・・・



話が、飛びすぎているので、元に戻ると、だから、あなたは臆病になり、チャレンジできないのです。



自分の体に不利益を、こうむりたくない。



けども、自分の好きなことをやりたい。



そうすると、何を考えるか?



そう、お金持ちになりたい。



金持ちになれば、両立できるから。



体を、大切にできるし、自分の好きなことをできる。



これが、罠なのです。




なにもお金持ちにならなくても、好きなことは、できるし、体は、楽なことばかり求めているわけではない。




しかし、多くの人間は、この罠にはまり、身動きできなくなっているのです。

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