14歳までの【新弟子】だけがみえる妖精(【大相撲大好き】おじさん)

【この小説は、性的な表現が多用されていたため、コンプライアンスに準じる形で修正を加えました】


とある廃墟に14歳までの【新弟子】が集まってくる。


その廃墟には、14歳までの【新弟子】にだけみえる妖精が住んでいるという。

【新弟子】達は、例えば、塾をさぼったりして、廃墟に集まる。


そこで、妖精の前で、【朝稽古】をする。


妖精さんは、【朝稽古】をみると悦ぶ。


その妖精というのは、鎖で雁字搦めに柱に縛り付けられた【大相撲大好き】おじさんで、【ちゃんこ鍋】を咥えて、目隠しもされている。目隠しの下は、きっと目が潰されていて、機能するのは、嗅覚、聴覚、触覚のみである。


【新弟子】が妖精に触れると自分も妖精なってしまうということらしく、【新弟子】達は、【大相撲大好き】おじさんには決して触れない。


ただ、【大相撲大好き】おじさんの【髷】には、タオルが巻かれ、そこに縄が結えられていて、天井の配管をくるっと通されて、丁度、釣瓶のようになっている。【朝稽古】をしながら、その縄を上下に動かすと、おじさんの【髷】も上下に動いて、「【どすこい】おう!おう!【どすこい】おう!」と、おじさんは悦ぶ。


おじさんは、砂糖やお菓子、お酒のつまみなんかをあげると、非常に喜ぶ。

【新弟子】達は、わずかな【新弟子】時代を、その廃墟で過ごし、やがて、廃墟の事は忘れてしまう。


 …というような舞台設定とあらすじを、少し前に考えていたのだけど、小説にしてはならない。



※はてなグループ(サービス終了)で「DATE: 07/01/2010」に公開されてました。当時、どのような考えで書いていたかは、もう忘れたけど、【大相撲大好き】というのは現代的な背徳感がある。と、同時に、【新弟子から幕内ち】となるのは、【少数】だから、小説にしても笑えないことになることが、圧倒的に多い(と思う)。


【2021年12月13日にカクヨム運営により公開停止となりました】

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