第77話 弔い
夕暮れ時、アルスの北岸に俺は来ていた。
そこでは白浜の上に、安らかな顔で横になる邪龍がいた。それを、ラーンと龍人たちが囲んで見ている。
潮騒の中、よく通る声が響いた。
「……我が清浄なる炎にて葬らん──《|炎葬(アグニス・レクイエム)》」
セレーナが剣を一振りすると、動かなくなった邪龍は一瞬で赤い火に包まれた。
《炎葬》──痛みを与えることのない火……実際は、痛みを感じる余裕も与えないほど高温の火を放つ魔法だ。それゆえに、慈悲の炎魔法とも言われている。
いずれにせよ、すでに邪龍は息絶えているから痛みを感じることもない。
燃える邪龍を前に、ラーンと龍人を目を瞑り黙祷を捧げていた。
やがて煙が上がりきると、そこには息を呑むような虹色の輝きを放つ鱗が落ちていた。角、牙、骨も見える。
このうち、骨はアルスで埋葬することとなっている。
すでにゴーレムとスライムによって墓地が造られていた。
「逝ったか……」
俺は目を瞑り、邪龍の安息を願った。
龍人たちの中にはやはり泣く者もあった。
しかしラーンは気丈な顔でこちらにやってきて、すっと首を垂れた。
「ありがとうございます、アレク様。どうぞ、我らが祖龍の亡骸はお使いください」
亡骸とは邪龍が龍人に形見として残した鱗、角、牙のことだ。髭と鬣はすでに火葬の前に切り取られている。
「いいや、ラーン。これは邪龍がお前たちに形見として遺してくれた物だ。それはできない」
「ですが……」
「どのように形見にするかはユーリたち青髪族と相談すると良い。彼女たちならきっと邪龍も満足する物に仕立ててくれるはずだ」
俺が言うと、ラーンは深く頷いた。
「しかし……強かったな。俺一人ではとても」
「何を仰いますか。アレク様でなければ、あの邪龍は倒せませんでしたよ」
エリシアが驚いたような顔で言うと、セレーナもこう呟く。
「左様です! アレク様のあの一撃──思い出したくはないですが、間違いなくアルスを襲った黒衣の女以上のものでした。きっとアレク様はあらゆる悪魔よりも強くなられます!」
「買い被りすぎだって……それに、本当に俺一人じゃ無理だった。エリシアとセレーナの魔法、そしてあの雷魔法を流せる銛……ネイトだな」
近くに立っていたネイトは、俺にこくりと頷く。
「ユーリ特製ティアルス超弩砲、です」
「海獣対策に役に立つと思って造ったんです。思いがけない形ですが、さっそく役に立ちましたね」
ユーリの声に俺はああと頷く。
「あれのおかげで邪龍の動きが鈍った。ユーリと青髪族の技術力はさすがだな。それを使いこなしたネイトも見事だった」
それほどでもと淡々と答えるネイト。その隣に立つティカに俺は目を向ける。
「ティカも邪龍から飛び出した悪魔を迅速に排除してくれた」
「私には、そんなことしかできませんから。それに、あれだけ言葉がはっきりしてたのを捕らえ損ねました」
ティカは悔しそうに呟いた。
捕縛していれば確かに悪魔がらみの情報は得られたかもしれない。
「何よりも皆の命が大事だ。二人とも良くやってくれたよ。これからも自分と仲間の命を一番に頼む」
「はい。肝に銘じます」
ティカとネイトは深く頷いてくれた。
「そもそもラーンたち龍人がいなければ空中戦は無理だったし、他の皆も邪竜に攻撃を加えたり救助も行ってくれた……皆、本当によくやってくれたよ」
その言葉にエリシアたちは顔を見合わせ満足そうな表情を見せた。
エリシアがそんな中、こう呟く。
「我ら一同、これからもアレク様をお支えいたします! ミレスでも地獄でも、我らはアレク様と一緒です!」
「ありがとう……皆、これからもよろしくな」
皆、はいと元気よく応じてくれた。
そんな中、セレーナが言う。
「いやあ、しかし。アレク様は色々と隅に置けない方ですな!」
「配下の身で失礼ですよ、セレーナさん」
エリシアが呆れた表情で言うが、セレーナはいやいやと続ける。
「エリシアはあれを見て、何も思わなかったのか? ……まあ、アレク様だ。好かれるのも無理はない!」
その声にユーリがえっと声を上げる。
「え、なになに? アレク様に好きな人が? それとも逆?」
「うむ、表情を見るにどちらもアレク様を好いている!」
セレーナが言うと、エリシアもそう言えばと何かを思い出すような顔をする。
「たしかに、あの銀髪の子……アレクと呼ぶときに熱がこもってましたね!」
「そうそう。それに、埠頭ではどこかの国の王女にも熱視線を送られていた!」
その言葉にユーリだけでなくティカとネイトも興味津々といった目を、セレーナに向ける。
するとセレーナはユリスやネーレ王女について語り始めた。
それでそれでと鼻息を荒くする面々。ラーンも遠慮がちながらも、それに耳を傾けていた。
二人については情報共有しておくべきなので、話すなとは言えない……
「盛り上がっているところ悪いが、やましいことは何もないからね……それよりもネーレ王女といえば」
俺は《パンドラボックス》の中にある金貨の入った袋を、近場の作業台に置いていく。
これはネーレから受け取ったお礼だ。なんと金貨百枚。ネーレは王家の者だから、救助すればたしかにこれぐらいの額が与えられるのが妥当か。
そして同じ大きさの袋がもう一つ。
これは、ユリスからもらった百枚の金貨が入っている。邪竜退治で稼いだお金だろうか……ユリスの家は軍事費でかつかつな辺境伯だし、持ち出したお金とはとても思えない。
ユリスには強力な魔導具を渡した。売れば金貨百枚以上にはなると思う。
ネーレも一応救助したのだから……いや、船で救助しただけだよな。
やはりなんだかもらい過ぎな気もしてしまうな。素直に喜べない。
まあ、やはり何かの折にあの二人の力になってあげればいいか。
ともかくせっかく皆で得たお金だ。皆のために使うべきだ。
「お前たち……くだらない妄想をしていると、龍人の歓迎会に出席させないぞ」
「歓迎会?」
「せっかく大金が手に入ったんだ……皆で親睦を深めるための会でも開こうじゃないか。龍人たちとの顔合わせも兼ねて」
俺の言葉を聞いてか、ラーンが目を潤ませる。
「アレク……様。なんと慈悲深いのでしょう……私、うっ」
急にふらつくラーンに、俺はすぐに駆け寄る。
「ら、ラーン? え?」
俺が支えようとすると、ラーンは急に体を光らせる。
エリシアたちも支えてくれるが、俺はラーンとそのまま一緒に砂浜に倒れてしまった。
倒れる途中、ラーンはどうやら俺に傷を着けまいと抱き寄せてくれたようだ。
やがて光が収まると──目の前には砂浜に倒れた紫色の長い髪の女性がいた。
「へ? え? ──ええ!?」
「これは……以前の姿? どうやら龍の姿になるのは、力が必要のようですね」
「い、以前の姿とはちょっと違うというか……だいぶ違くない?」
ほぼほぼ人間の姿だ……ラーンは俺の眷属になる前、龍の姿になって敵と戦っていた。一種の竜化というやつだ。
眷属になってからのドラゴンの姿はその竜化した姿で、今の姿が本来の姿か。
紫色の瞳を宿したぱっちりとした目に、みずみずしい唇。体は華奢だが、出るところは出ていて……エリシアたちと匹敵するような美女だ。巫女という響きもあるのかもしれないが、大人しそうな印象を受ける。
そんな美女に俺は抱き寄せられていた。大きくやわらかな何かが、俺のまだ細い胸板を包み込んでいる。
「ご、ごご、ごめん!」
俺は慌ててラーンから離れた。
ラーンはきょとんとした顔をしながら上半身を起こすと、あわてて口を開く。
「アレク様が何故謝られるのです? 私こそ突然」
「だ、大丈夫だから……」
何が大丈夫なのですかと訊ねてくるラーンだが、周囲がなにやらニヤニヤしていることに気付いたようだ。
俺は皆に背中を向けて言う。
「ゆ、ユーリ! ラーンと龍人たちに服を頼む! それから俺は今から帝都に行って、今日の歓迎会の食材を揃えてくる!」
「あらあら……アレク様には少し刺激が強すぎたかもしれませんね」
エリシアが言うと、皆のふふふという声が聞こえてくる。
俺は逃げるように帝都のエネトア商会へと転移するのだった。
~~~~~
皇帝の間に、一人の少女が謁見のため参内していた。
「よく来たな、ネーレ王女。面を上げよ」
玉座の皇帝は、自分の前に跪くネーレを見て言った。
アレクたちがちょうど邪龍を弔っていた夕方。
リュクマール王国の王女ネーレは、皇帝と謁見していた。
皇帝の間には、そのネーレを一目見ようと多くの貴族たちが集まっていた。
そして玉座の隣には第四皇子ヴィルタス……その隣には、第七皇子ルイベルが立っている。
この場の誰もがネーレを細い目で見つめる中、ルイベルだけは無表情だった。彼は自室にいたのだが、ネーレが来るということで半ば無理矢理、皇帝から連れ出されたのである。
ともかく歓迎の雰囲気の中、ネーレは迎えられた。
申し訳なさそうな顔で皇帝はネーレに声をかける。
「ルクス湾でのこと、耳にした。我が海軍が申し訳ない……」
「いえ、フラティウス陛下。あの竜と戦う者を救助しようと、私が自船の進路を変えさせなかったのです」
「そうは言っても、荒波の中で竜と立ち向かうなど誰もができることではない。類まれな【海神】の紋章の持ち主とは聞いていたが、まだ幼いのに立派なことだ……」
皇帝はそう言うと、侍従に視線を送る。
すると侍従たちは、大量の金銀宝石が入った化粧箱をネーレの手前に運んだ。
「ワシからそなたとリュクマール王国に礼を送らせてほしい。そして此度のネーレ王女の竜退治を記念し、帝都の中央広場にそなたを象った金の像を建立させる」
その言葉に、ネーレは首を傾げる。
「竜退治? 僭越ながら、それは私ごときにあまりにも過ぎたるお言葉です。このお礼もとても受けれません。私は、竜など退治してはおりません」
「何を申すか。このヴィルタスから話は全て聞いておる」
皇帝は隣に立つヴィルタスに顔を向ける。
笑顔を作り、ヴィルタスは頷く。
「ええ、父上。ネーレ王女は一人小舟の上に立ち、沈んだ船の船員を守るため魔法を」
「私の魔法ではとても。倒したのは、アレク皇子とそのお仲間たちです」
ネーレの口から前触れもなく飛びしたアレクという名に、皇帝は目を丸くした。
ヴィルタスの隣で無表情で立っていたルイベルの眉間も、ぴくりと動く。
皇帝は少し不機嫌そうな顔でヴィルタスを睨んだ。
「アレク……だと? ルクス湾の調査に参加していたな」
「え? ああ、はい。たしかワイバーンか何かで編成された飛行部隊と、一隻の帆船で、その竜と戦闘を繰り広げていたと聞いています」
「あやつ……船なんぞ手に入れていたのか。どうせ、たいしたことはしておらぬのだろう?」
「ええ。ネーレ王女をはじめ、自前の船で救助したのは事実のようですがね」
ヴィルタスがそう答えるが、ネーレは首を横に振る。
「それだけではありません。あの方は、まず竜と戦っていた者たちを救い、さらに竜をとてつもない魔法で打ち倒した……賞賛に値すべきは彼です。私が礼を言うべきは彼です。あの方は私を始め多くの方を救った。とても、立派なお方でした」
皇帝の間がにわかにざわつきだす。
ネーレの話したことは、この場にいる誰もが信じられないできごとだった。
しかし、ヴィルタスはその言葉を黙って聞いていた。
ネーレが嘘を吐く意味がない。最近のアレクの動きと仲間を見れば、それもあり得ると断じた。
……アレクがそれなりの魔法を使うというのは初耳だがな。
アレクは闇の紋章持ちだから、たいした魔法は使えないはず。ネーレを護衛していた船団にいた部下からもそんな報告は聞いてない。そもそもアレクの部下は遠くの空にいたようだ。
単に、ネーレがアレクの部下の魔法をアレクのものと勘違いしただけか? それとも謙遜しているだけか? アレクは自分の功とは一言も口にしなかった。
アレクについての不可解な点が頭によぎる。まるで自分のことをなんでも知っているかのような言動。地位にしろ思考にしろ七歳にしてはあまりにも出来すぎている。
……何か、操られているとかか?
ただしアレクは自分を当てにしているようだった。自分が雇っていた魔族への対応を見るに、自分とも価値観が近い。
何を考えているかはいまいち読めない。とりあえずは様子見だな……
一方でルイベルもネーレの言葉に聞き入っていた。アレクという名が、無関心だったルイベルを吸い寄せたのだ。真偽はともかく、アレクの名がでてくることが不快で堪らなかった。
皇帝はしばらく困惑するような顔だったが、すぐにこう話す。
「ね、ネーレ王女は本当にご立派な方だ。我が不肖の子を立ててくれるとは……いやあ本当に将来が楽しみだ!」
皇族や貴族たちもその言葉に首を縦に振る。
皆、ネーレが謙遜していると思ったのだ。
しかしネーレは至って真面目な顔で答える。
「不肖など……とてもご立派な方でした。ともかく、私は礼を受取れません。それに、わがままを申し上げにきたのですから」
「おお、それもヴィルタスから聞いておる。すぐに帝都を発つと。そなたは客人、ワシに留める権限などない」
「本当に申しわけございません。特にヴィルタス皇子にはお世話役までお願い申し上げていたのに」
ヴィルタスは笑顔で返す。
「いや、ネーレ王女。どうかお気になさらず。帝国にはまたいつでも来られるとよろしい」
「うむ。ワシはいつでも歓迎する」
皇帝の言葉に、ネーレは再び頭を深く下げた。
そんなネーレを見て、皇帝は話題を変える。今から話すことが本題だった。
「本当によくできた子だ……時にネーレ王女。そなたに紹介しておきたい男がおってな。ワシの子のルイベルだ。【聖神】の紋章の持ち主でな」
王が視線を向けるルイベルに、ネーレは会釈する。
ルイベルはそれに何も答えないが、皇帝は機嫌の良さそうな顔で話を続けた。
「【海神】の紋章を持つそなたと同じ、七歳。何か不思議な縁を感じる。皆もそう思わぬか」
玉座の間の貴族たちは再び肯定するような言動をしてみせた。
皇帝はそうしてこの謁見での本題に入ることにした。
「ネーレ王女についてリュクマール王はまだ婚約を結んでないと聞く。ここはどうかな。我が息子の中から選んでは? 親が決めることとはいえ、自分で決められるのなら、そうしたいであろう」
「そんな、私ごときが」
「遠慮するでない。良いと思った者を口にせよ。婚約を交わすのはリュクマール王の了解も要る。そなたはただ好みを口にすればいいのだ」
皇帝は隣に立つヴィルタスとルイベルに顔を向ける。
「【万神】を持つヴィルタスなども悪くはないが、特に【聖神】を持つこのルイベルは穏やかで優しくてな……どこに出しても恥ずかしくないと思っておる。他ももし希望があれば紹介するが」
誰もが、この世で最も尊い【聖神】の紋を持つルイベルを選ぶと思った。
もちろんヴィルタスが選ばれても皆不思議には思わなかった。【万神】も【聖神】に次ぐほどの力と権威を持っているし、ヴィルタスの美貌は宮廷の内外でも広く知られている。
だが、ネーレの口からは意外な名前が挙がった。
「不躾を承知で申し上げるなら……私は、アレク皇子に興味を惹かれました」
一瞬にして皇帝の間が静まり返った。まさかアレクの名が挙がるとはと、皆耳を疑った。
皇帝も思わず聞き返す。
「……うむ? よく聞こえなかったな」
「機会があれば、アレク皇子と一度お話だけでもと」
「あ、アレクか……アレク」
苦笑いを浮かべ皇帝はなんとか言葉を紡ぐ。
「ね、ネーレ王女は本当に立派な方だ。船で救助した者にここまで恩を感じるとは。婚約の件は、リュクマール王と話してみる」
「私ごときにもったいなきお言葉です。ですが、やはりアレク殿下には一言お礼を」
「そ、それには及ばん。それにたしかあやつは」
顔を向ける皇帝に、ヴィルタスは頷く。
「すぐにでもミレスに発つと申してました」
「そ、そうミレスだ。あいつは奔放なやつでな。本当に困ったものだ、全く」
皇帝があわてて口にする中、ネーレは意外そうな顔で答える。
「そう、でしたか。まさかミレスとは……」
「うむ、だから会えぬ。それよりもこのあと、ワシとルイベルと共に食事でもいかがかな?」
「ありがたいお話ですが、すでに新たな船を手配しておりまして。申し訳ございません。こちらの贈り物も、私はとても受取れません。どうかアレク殿下に」
ネーレは深く頭を下げた。
もはやネーレの意思は変わらないと皇帝は渋々首を縦に振った。
その後は儀礼的にリュクマール王からの書状が皇帝に引き渡され、謁見は終わった。
皇帝の間を後にするネーレ。
そんな中、ルイベルは手を震わせていた。
「アレク……」
大理石の空間で嫌というほど飛び交ったアレクの名が、ルイベルの小さな頭の中で木霊する。
アレク……アレク、アレク。
また、アレクだ。
ルイベルが衆目の前で醜態を晒した時、アレクは悪魔からルイベルを守った。アレクの配下は悪魔を倒した。
それから自分が部屋に引き籠っている間にも、アレクはこうして王女の興味を惹くほどの活躍をしてみせた。ネーレは自分など眼中になかった。
「なんで……」
自分が【聖神】を授かり、アレクが闇の紋を授かったことで全てが逆転するはずだった。
だが実際は逆転どころか、むしろ何もかもが引き離されていく。自分は何の活躍も出来ず、アレクが持つような部下など得られていない。
ルイベルにとってアレクはどんどんと遠い存在になっていった。
なんとかしなければいけない。あらゆる手を使って、この間違った状況が正されなければいけない。アレクは目で捉えられないほど遠く、はるか後方を俯いていなければいけないのだ。
「ミレス……」
ルイベルの口から、そんな言葉が漏れるのだった。
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各キャラを可愛らしく描いてくださっています! こちらもぜひ読んでいただけると幸いです。
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